自転車用ビデオカメラに付属してたマウントがゴテゴテして邪魔なので、自作してみた。
カメラ用のマウントを買ってきて改造しようかと思ったけど、高いので却下。
何かいい方法はないかと思案していたら、ふと目についたのが、使っていないB&Mのバックミラー。
ミラーの支柱がカメラマウントのネジ直径にかなり近い。若干ミラーの支柱の方が細いけど
まあ、なんとかなるだろう。
そんなわけで、こいつを生贄にして、カメラマウントを自作します。
まずは、金ノコでサクッと切ってしまいます。
実際は、こんなに長さは要らないのだが、ネジ山を作るときにある程度の長さがあった方が
ダイスが真っ直ぐに入っているか確認しやすいだろうと思って長めにしてあります。
お次は、ダイスでネジ山を作ってやります。
カメラをマウントするネジは特殊なサイズで、近所のホームセンターにはそれ用のダイスが
売っていなかったので、通販で購入しました。
ネジ山を作ったら、長めにとっておいた部分をカットして、切り口をヤスリで仕上げます。
バックミラーをハンドルに止めるバンドの長さを調整するイモネジがプラ製なのでガッチリ締め付け
ようとすると、イモネジを破壊してしまいそうなので、ヒラメを固定するような金属製のバンドに
交換しました。
というわけで、完成です。
ビフォー
アフター
これで、随分とスッキリしました。
ここまで作ってから、振動しまくるのでは?という疑問がわいてきました。
となると、製品のマウントと自作のマウント、それぞれで同じように走ってみて、自作マウントが
製品と同じぐらいの振動になっているか検証してみる必要があります。
検証場所に選んだのは、脚を止めてもかなりの速度が出る下り坂です。
これなら、乗り手のフォームが乱れていることによって、バイクが揺れる影響を抑えることが
できます。
検証動画はこちら
VIDEO
結果は、自作マウントは全然ダメ。
揺れまくりで、見るに耐えかねない。
ゴテゴテしたビデオカメラ付属のマウントは、見た目はちょっと・・・ですが、実用性で選ぶと
100%製品付属の方が良いです。
とりあえず、この作り方だとダメってことが判明しました。
いいアイデアが浮かんだら、また挑戦してみようと思います。
価格評価→★★☆☆☆(ダイスを買うとあんまり安くない)
評 価→★☆☆☆☆(無いよりはいいが、失敗作)