購入価格 ¥4095(@都内某ショップ)
エアサスペンションの空気圧調整が難しい。入れるエア量は少ないのだが、その分、漏れる時も大きい。サスペンションに付属のポンプを使うと結構漏れる。「アンチ・エアロス」と謳われていたTOPEAKのプレッシャーライトという口金を使ってみても、やはり盛大に漏れる(たまに全部漏れる。何なんだあれは)。そこで「エアサスポンプ界のヒラメ」と(私に)呼ばれている「エアポートアダプター」を導入。
これは角度90度のタイプ。奥まったところにも入りやすくなっている。マスターポンプはROCKSHOXサス付属のものを使用。
使い方は簡単で、取付時に上のツマミを半時計方向いっぱいにまわしておく。次に下のツマミを時計方向に回してエアサスのバルブに接続。その後、上のツマミを時計方向に回すとバルブが開き、ポンプの空気圧計が反応、エア充填が可能になる。充填が終了したら上のツマミを半時計方向に戻してバルブを閉じ、次に下のツマミを半時計方向に回して抜く。以上。
ただ、下のツマミを回してバルブから抜くとき、やはりプシュッという音がしてエアが漏れる。
説明書の英文には「アダプタを外す時に聞こえるプシュッという音はエアサスのチャンバーからではなくポンプから漏れているエアの音です」とある。なるほど、安心して良いのか。
でももう一度接続して空気圧を見ると、ポジティブ側で5psiほど漏れているのがわかる。ネガティブ側は20psiくらい漏れている。
TOPEAKのプレッシャーライトだと漏れ方が一定ではなく、たまに全部漏れたりするので使い物にならない感じだったが、このエアポートアダプターだと漏れ方が一定かつ確実に少なめなので使いやすいといえば使いやすい。しかしROCKSHOXのエアサスに付属していた純正ポンプも、漏れはするものの漏れる量は大体いつも同じ。
ということは・・・このアダプター意味ないじゃん! ということになってしまう。
やや期待しすぎたか。または私の使い方が間違っているか、私の個体がヘンか、私のサスがヘンなのかもしれない。
今のところそんなに細かいエア設定が必要なわけではないものの、やっぱり最初は推奨空気圧を試したいのでこのツールを購入したのだが、「エア漏れゼロ」の製品ではなく「エア漏れを最低限に留める」製品という評が適切だと思った。
価格評価→★★☆☆☆
評 価→★★★☆☆ 作業自体はだいぶラクになった