購入価格 ¥11,000位(CRC)
アメリカ商品なので、日本価格も同じくらい。赤が国内で見つからなかったので
カンチは利かない効かないと言われ続けていますが、
理由は2つあると思います。
・1つはワイヤーでワイヤー(千鳥部)を引くためトータル剛性が小さい。
動作時にブレーキ自体が弾性変形して、シューに力が伝わりにくい。
・もう1つは(こちらが主)ブレーキシューの移動距離が大きいので効率が悪い。
基本テコですから、(レバーに掛ける力)×(レバーの動いた距離)
=(シューの制動力)×(シューの動いた距離)が成り立ち、
シューの動く距離が大きいため制動力は当然小さくなります。
じゃあ、と言うのでシューの可動距離を小さくしたもの
(シマノとかAvidのshortyとか)もありますが、
これは現状では本末転倒と言えます。
もっと優秀なブレーキ方式がいっぱいあるのに、
カンチで利きにこだわる理由がありません。
気に入らない人は互換Vブレーキにしましょう。
で、このブレーキですが、完成車付属shorty 4からの乗せ換えです。
交換理由は
・かっこ悪い(これが一番か)
・ブレーキ鳴きが無くならない
・標準動作距離1ミリ(キャリパと同じじゃん)
と言うものです。
結果ですが、
・外観気に入ってます。特に色ですかね。
・時々鳴きます。
・動作距離3ミリくらいあります。がんばって調整すれば5ミリも可能かも。
問題点は
・利かない(予想通り) じゃあ問題じゃないです
・トーイン調整ができない構造。
・シュー当たりが悪い。リムに20%くらいしか当たらない。
・リム攻撃性大。
シューがキャリパーブレーキコンパチブルなので
余っていたヅラエースに交換。
リム当たりは劇的に改善、攻撃性も減少。
利きは、えーっと変わらない。
前後の区別が無いので、どちらにも使えます。
左右も自由です。
価格評価→★★★★☆(とにかく色が気に入ってます)
評 価→★★★☆☆(標準シューが使えない)
<オプション>
年 式→2010と思います
カタログ重量→120g(片側)