購入価格 ¥1.800
手前味噌ながら、マイメインバイクは11Sで組んである。
ゆえにチェーンを外して、ボルトオンの部品を全て取っ払い、洗浄という動作がちと難しくなった。
リアホイールを外す時に、チェーンステーに傷が付くのも心配な臆病者なので、
つい最近まで何ヶ月も洗わずに、自転車本体は文字通りドロドロ。
穴あきプーリーの穴はヘドロで埋まっていた・・・。
そんなある日出会ったのが、このバイオクリーン。
これをチェーンやスプロケットの上からぶっ掛けて、あとは水で流すだけ。
正直、通販の謳い文句みたいでこれっぽっちも信用してなかったが、藁をもすがる思いで購入に踏み切った。
お店の人いわく、「フレームに付いたら塗装が痛む可能性があるくらい強いです」。
・・・Oh,ジーザス・・・
ますます怪しいジャマイカ・・・orz
しかし試してみる価値はあると思い、信頼のワコーズということもあって早速やってみた。
チェーンやスプロケットに掛けると、なんとなく汚れが柔らかくなってるような、溶けているように見えた。
同時進行で、バケツに台所用洗剤を入れて、スポンジにあわ立てて他の部分を丁寧に洗ってやっていた。
するとどうだろう?
チェーンステーの上に、チェーンの油汚れがポタポタ落ちているではないか。
素晴らしい分解能力だった。
後はアワアワと一緒に水道水をぶっ掛けて流しておいた。すると・・・
あらビックリ!!チェーンがピッカピカに!!
こんな美味い話ではなかったのでレビューしている(笑)
さすがに約半年、そのままだった汚れは頑固らしく、チェーンもプレートの部分は汚いままだったし、
前変速、後ろ変速のプーリーケージなどは恐ろしく汚いままだった。
何か汚れが浮き出てるみたいで、最初よりよっぽど汚くなってしまった。
「諦めずにワンモアトライ」
しかしここで問題発生。
この洗剤(バイオクリーン)は、水が掛かった時点で分解されていくため、
塗れている車体にかけるとその時点から乳化が始まっている。
なので最初に発揮していたパワーは無く、地道にブラシでこする羽目になった。
ただ最終的には、何もかもバイクに装着したままとは思えないくらい各部が綺麗になったので、
これは頻度を上げてみると、もっと短時間で綺麗にできるのでは?と思い、2週間ほどのスパンで洗車してみることにしたのだ。
するとどうだろう?
真っ黒い油汚れは見事に落ち、チェーンもスプロケットも新品の輝きを取り戻したのである。
このズボラな一環でここまで綺麗になれば、もはや文句は言うまい。
10分と陽の光、水道さえあれば完璧に洗車できる。
補足で、その辺に流しても80%以上生分解されると言うのだから、
近所の人の目を気にしなくても済むし、何となく環境負荷が低いという安心感も買える。笑
ここまで長所ばかり?述べてきたが、一つだけ欠点がある。
この製品、「小売」していない。
一般の人が買うには、画像のようなミニペール缶(12リットル)買う必要がある。
ヤフオクで安く出ているが、それでも16.000円だ。
果たして自転車好きの人全てが、洗剤にこれだけ一気に出せるか?と問われると、ノーである。自分もノーだ。
仲間内で相談して、みんなで分け合うのがイイだろう。
そうすれば、仲間との交流も深まるし、自転車も綺麗になるし、一石二鳥だよね(笑)
価格評価→★★★★☆(自分は小売りしてもらった値段なので)
評 価→★★★★★(洗車が楽しみにさえなりました)