購入価格 本体¥129,600+¥3,607
*ファーストインプレッションです。
R&M社BD-1のOEMモデル。
本家との主な(値段)差はコンポのグレードである。
標準で付いてくるグリップシフトとブレーキレバーを、購入時にアリビオに変更してもらったのが(改)の部分。
だってグリップシフト、ダサいんだもん。ブレーキレバー安っぽいし。
ハンドル周りは少しぐらいお金かけてもいかな、と。
さて、巷では(?)BD-1はカスタムするのが当たり前のような風潮である。
Google先生にBD-1と打ち込むと、
他のキーワード:BD-1 カスタム BD-1 改造 BD-1 タイヤ BD-1 中古 BD-1 20インチ
などと出る。
ブログもあれこれと弄繰り回すものがネタになっているものが多い。
んで、目に付くのが走行性能を上げるために上位グレードのパーツを奢る、という文脈。
じゃあ、素の部分での走りってどうなのよ?
というのが自分の疑問だった。
さて、お店に引き取りに行き、支払いを済ませて乗って帰る。
ぼよんぼよん弾む。
「お、なんぞこれww」という感じだ。
新手の乗り物系アトラクションか?と思ったほど。
フルアルミの硬いフラバに乗っていたせいか、乗り味が正反対なことに違和感。
違和感がありすぎて、走りながらヘラヘラ笑ってしまったw
前後のサスペンションがやたら効いている。そのため、低速ギアでくるくる回していると弾みまくってお話にならない。
3~5速あたりではやや弾みがおとなしくなるものの、路面を駆けるダイレクト感はあまり伝わらない。
どうしてもふわふわ浮いてるような感触が残る。
そのため、途中から車道を走るのをやめ、歩道をゆっくり走ることにした。
低速で走る分にはサスもおとなしくなる。
どうやらゆったり走る方が向いているようだ。間違ってもダンシングなどしてはいけない。
サスがたわむだけで、コントロールしづらくなるし、そんなにスピードも出ない(踏力が逃げる感じ)。
帰宅して、ちょっとパーツ付け替えたりして近所を走ることにする。
まずは葛西臨海公園へ。
公園内は綺麗に舗装された道と、石畳風になっている道が混在している。
石畳風の道では、フルアルミだと手首・膝への衝撃がかなりあったが、前後サスのおかげで違和感なく走れる。
少々の段差を、雑に乗り上げても問題ないのはいいと思う。
幅が広い道ではそれなりに走れる。緩やかな坂の上りは、若干走りづらい。
フロント54Tってのがバランス悪いんだろうか。
丁度いいところが無い感じ。
1時間ほど公園内を走り回ってみたのだが、自分の感覚ではスピードを出す乗り物ではない、という結論に達した。
のんびり、たらたら走る方が似合っている。
それはやはり、効きすぎる前後サスのせいだろう。
踏んだ分、素直に応えてくれないのだ。
踏力が逃げてしまい、やる気の無い反応が返ってくるといえばわかるだろうかw
その後、清砂大橋を渡ってみた。近所で一番長く、斜度のある坂だ。
やはり、登坂には向かない。
走ってて若干むなしさを感じるくらいだw
一番傾斜がきついと思われるところで本気で踏んでみたら、たわんだサスが反発してウィリーみたいに前輪が持ち上がってしまったw
あまりにも弾みすぎるサスというのは御しにくい。
そのうちに、サイクルハウスしぶやのハードスプリングでもつければ解消されるんだろうか…(←あ)
というわけで、ファーストインプレッション。
のんびり走れ、でした。
当初抱いていた、折りたたみなのに良く走る、というイメージとはだいぶ違う。
自分のなかでは、ママチャリ≠Fretta<電動ママチャリ くらいの位置づけ。
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では、走り以外の点を。
折りたたみギミックは本当に良くできてると思う。
立体パスル感覚。慣れると結構早くたためる。
でも、意外と嵩張る。やはりブロンプトンには適わない。
カラーリングは、非常に美しい。
チェレステを買ったが、下地にブルー系パールが塗られていて、光を浴びるとキラキラ輝く。
ここ最近のロードのチェレステは濁ったエメラルドグリーンという印象でしたが、別次元の美しさ。
傷をつけないように乗りたいものだ。
日向において眺めたら、それだけで焼酎3杯は余裕。
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しばらく乗り回すことで、このファーストインプレッションが良い方に変わることを祈る…。
*評価は暫定です*
価格評価→★★☆☆☆(安いパーツが多い)
評 価→★★☆☆☆(期待が過剰すぎたのか)
年 式→2009
実測重量 約11kg