購入価格 ¥180-くらい
我がメカニックチーム(俺一人)における最強のケミカル。
専用品を蹴散らす洗浄力を誇る。
自転車における汚れの種類は、大きく分けて2つ。
泥汚れと、油汚れ。
泥は基本的に水で流せば落ちるので、面倒なのは油汚れ。
また油汚れに取り込まれて固化した泥。
つまり油汚れを制することこそ、自転車汚れを制することを意味する。
話が大きくなってきたが、もう少し付き合って欲しい。
損はさせないから。な、な。
さて油汚れを落とす方法は、大きく分けて2つ。
粘度の低い他の油となじませて流す方法と、界面活性剤で乳化する方法。
前者は、灯油を使ったチェーン洗浄としておなじみ。
後者は、いわゆる洗剤のこと。
洗剤の洗浄力は、界面活性剤の能力に等しい。
さらにいえば、界面活性剤の配合率にほぼ等しい。
このところの食器用洗剤はコンパクト化したから、
界面活性剤の配合率が極めて高い。
食器用洗剤は「しつこい油汚れを落とす」などと、油への能力をアピールする。
魚焼きグリルやオーブンの汚れなど、大変な量の油処理が要求される。
食器用洗剤はそのニーズに応えているのだ。
すなわち極めて強力である。
しかも近ごろはジェル状が流行りだ。粘度が高くトロッとしている。
自転車に垂らしてブラシでこするなどの用法に、使いやすいことこの上ない。
ジェル状の自転車用洗剤、あるか?(あったらゴメン)
これで1本(450ml)が200円足らず。
一度に1本使い切っても惜しくも何ともない。が、とても使い切れない。
価格評価→★★★★★ (自転車用ケミカルとしてはタダみたいな値段)
評 価→★★★★★ (専用品よりはるかに強力)
<オプション>
つめかえ用 450ml
食器用洗剤ならどれでも大差ないと思う。
ウチのは行きつけスーパーのPB品。