購入価格 ¥420(~5巻まで発売中)
毎週千葉からアキバまで往復90kmをママチャリで通いつめるオタク高校生がふとしたきっかけで自転車競技部に入部するストーリー。
斜度20%の激坂の上にある千葉県の高校ってどこだよ、などと思いつつ、そこをフロントギアが小径化されたママチャリとはいえ、鼻歌まじりで登ってしまう主人公(この時点では立ち漕ぎすらできない)ってなんだよ!とか突っ込みつつ、それを目撃したロードレース上級者の同級生が、「不安の芽は摘み取っておく」とかいって勝負を挑む展開はちょっと無理があるんじゃないの、などと思いつつ、やっぱり坂道は楽しいよなあ、と読み進んでしまうわけです。(主人公の名前は小野田坂道w)
そんなこんなで自転車部に入部したその日に60kmの1年生レースが実施されるというスピーディな話の流れ。
監督はなぜか外国人。
いきなり乗ったロードレーサーでビンディングもつけずにケイデンス150も回してしまう主人公、など、ツッコミどころはいろいろあるんですが、なんのかんのいいながら作者、渡辺航氏の自転車愛にあふれたキャラ、自転車の描き方には好感が持てます。
1巻末のおまけには今中氏と一緒に走って初落者したのを友人に自慢しているあたり、かなりジャンキーぽい。
※このレビューを書くにあたって確認していたら5巻がすでに発売されていました。4巻までしか読んでいないのであしからず。
価格評価→★★★★★(←コミックスは安いですよ)
評 価→★★★★☆(←今後の展開に期待)