購入価格 ¥16,980
交換後、それなりに(2,000km程度)乗ったので再評価。
一応ディスコンの08TEAMへのレビューであるが、一方でARIONE全般への評価でもある。
とてもキレイな状態に見えるが、これは写真マジック。
乗るたびに拭いているので、それほど汚れてはいないが、小さなキズはついている。
ARIONE全てがどうかは分からないが、些か表面キズがつきやすい気がする。
例の、ノーマルに比べて硬いと言う話、その後も確かめたが、手で触る限り確かに少しアンコが薄い気がする。
ただまぁ、ノーマルに座って確認まではしていないので、憶測の域を出ない。
と言うか、フカフカのソファになるわけじゃないのだから、多少のアンコの増減くらいどうということも無かろう。
(キズがつきやすいことを鑑みるに、08TEAMは表面が薄いのかもしれない)
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サイコー!と言う人がいる一方、尿道拷問椅子だろ!と言う人もいるこのサドル。
自分はレーパン無しで平気で70km~80kmは乗っている。無論何とも無い。
このサドル、最初のレビューで書いたとおり、本来一点固定ポジションサドルで、ちゃんと骨盤を立てている人が使うべきサドルである。
そういう人が使うならば、確かに多少の「ずらし幅」があり、ロングライドには有利。
その「ずらし幅」は、一点固定ポジションで乗れる人にとってはかなり広いが、そうでは無い人にとってはとても狭い。
だから、前者にとってはちょいちょいずらして乗ることで疲れないで済むわけだ。
後者はそもそもが乗り方がちゃんと出来ていないだけ。
要するにこのサドル、正しい坐骨の置き位置のスイートスポットが一回り広い。
「快適」とは決して言わぬが、間違いなく「不快」では無い。
ちなみに、自分もヘタレライダーながら、一応一点固定ポジション骨盤立て乗りが出来ている人間である。
だからレーパン無しでも大丈夫なのである。
まぁ、自分の場合、腰があまり宜しくなく、しかも体が硬いので、あまり前傾が取れず、必然的に骨盤が立つ。
でも、腕が長いので、それで補っていると言う変なアップライトポジションではあるのだが・・・
(だから下ハンを握るのが結構つらい。前傾が深くなると腰が痛ぇんだ、これがorz)
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サドルバックを選ぶうんぬんと言う話もあるが、自分が試したところでは、写真でも見える現在使用中のCannondale SeedPod MS、
あるいはORTLIEB各種と言ったところは問題なく使えている。
「使えないものもある」ので、ガタガタ言われない予防の為に公言している、と言うところだろう。
総じて、やはり評判に違わぬ良いサドル。
セッティングに間違いが無く、ポジションが決まっている人ならば、まず不満は無いサドルだろう。
妙に長くて、細身のクロモリロードには似合わないデザインであることを除けばね。
価格評価→★★★☆☆ まぁ、安くは無いですが・・・サドル全般的に高いしねぇ。
評 価→★★★★☆ 4.5。ちゃんと「乗れる」人にならば、万能的にオススメできる。ただ、100点と言う人は案外少ないかも。