購入価格 ¥16,000(前後セット)
この製品の感想を一言で表すと、
”Propelを自分でメンテする派には必須に近いブレーキ”です。
製品サイトから画像拝借させていただきました。実際これが箱に詰めた状態でやってきました。
ちなみに、この商品は廉価盤で1ランク上のもの(3万超え)もあるのですが、その商品はGIANT Alpecinの選手が使用するくらいでした。(それくらい純正品が微妙とも・・・)
良い点:
・整備性がダントツに上がります。
以前propelについてレビューした時に、ブレーキのテンション調整ネジがホーローセットの埋込ネジで扱い辛いことを書きましたが、(以下URLはpropelのレビュー
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=11472&forum=49&post_id=28734#forumpost28734) このブレーキはテンション調整ネジが外に出ており扱い易く、また、もし舐めてしまっても一般的なネジ抜きで抜き取ることが可能であり、出先での調整も気軽にできる仕様となっています。
制動力:
シマノで言うとULTEGRAと105のキャリパーブレーキの中間くらいの性能でしたので、E1とかのレースに出るような強豪ホビーレーサーでもなければ十分な制動力でした。(ULTEGRAの前後を定価で買うより高いですがそれはもう仕方ない)
注意点:
基本いいことばかりなのですが、注意する部分があり、それは2015年以前のモデルを使用していて純正品から交換する場合には、前ブレーキのケーブルの出る位置が左右逆になるためケーブルルーティングが大きく変わります。そのため、交換するのはなるべくアウターケーブルも交換するタイミングでの交換をオススメします。(私のは2014年モデルのためルーティングをやり直しました)
※2016年以降のモデルは問題ないため、使用しているケーブルを流用できるかと思います。
価格評価→★★★★☆(←ULTEGRAより高いため)
評 価→★★★★★(←文句なし)
<オプション>
カタログ重量→282g(実測重量:量ってないです)
(実際にリアにインストールした写真。エンドキャップ部はブレーキアーム部分に格納します)