購入価格:4,261円(amazon.co.jp)
カタログ重量:312g
実測重量:312g
私がサドルに求める性能は、600kmをレーパンなしで許容範囲内の痛みで走り切れる快適性だ。この条件が厳しいのか甘いのかはよく判らないが、今までに使ったことがある完成車付属のサドルも、SELLE ITALIA XO Flowも、どちらもOKだった。根本的には雑なケツの持ち主だと思ってほしい。
今回レビューするRADIUS SPORTが3つめのサドルである。
SELLE ITALIA XO Flowに不満はなかったのだが、表皮がボロボロになったため、未レビューで安くて快適そうなので本製品を購入した。まず200kmのブルベでテストし、そのあとで600kmのブルベに投入した。結果はOKだった。
「痛いか痛くないかと聞かれたら痛いけど、我慢できるかできないか聞かれたら我慢できる」
過去のサドルと同じ感想だが、終盤での痛みは多少軽くなった気がする。XO Flowのクッションが経年劣化していただけかもしれない。
作りはいかにもfabricらしい。つるっとしていて汚れにくそうだし、洗いやすそうだ。カラーバリエーションがないのが残念だが、この価格帯のサドルにそこまで求めるのは酷だろう。
一言でまとめてしまうと「快適性に振った70点のサドル」である。なんの問題も、面白みもない。
価格評価→★★★★★
評 価 →★★★★☆