購入価格:¥198(税別)
※標準価格:¥298
休日に自転車に乗って帰宅し、メンテをしてから夕食の支度をすることが多い。
困ったことに、手がオイル、グリスとそこに混ざった埃、鉄粉等でかなり汚れてしまう。
もちろん、手は洗うのだが、汚れは完全に落ちない。
その手で米を研ぎたくないのだ。
と言うことで、作業グローブを使うようになった。
ホームセンターや職人向けの店を探してみた。
正直言えば、MECHANIXのグローブなんかが欲しい。
かっこいいんだもの。
とは言え、これは消耗品だ。
ちゃんと使って、破れたり汚れたら捨てても惜しくないものを買おう。
と言うことで、ASTRO PRODUCTSでも、ホームセンターでも購入した。
また、写真のグローブも職人用のお店で見付けて買ってみた。
ゴム貼りでありつつ、ゴム面すべてがスマホのタッチスクリーン対応という一品だ。
工具を扱うには、既に感覚が大事だと信じてきた。
しかし、グローブのゴム貼りは工具が滑らない。
滑らないことで、握力をすべて工具に伝えることができる。
これは、実は大事なことだ。
と言うことで、自転車メンテ時には作業グローブを愛用するようになったが、実はタイヤのホイールへの組み付けには使っていなかった。
これも、素手の感覚が必要な気がしていたのだ。
ところが、先日、振れ取り依頼で預かったロードバイク用ホイールに、パナのタイヤが付いていた。
パナのタイヤは、ビードが硬い(伸びない)のか、組み付けがしんどい。
自分としては、その一点が理由で買いたくないブランドだ(個人的意見です)。
しかし、納品するためには、タイヤも組み付けねばならない(と思う)。
そこで試しにこのグローブを着用してタイヤを組み付けてみたのだ。
リムに片方のビードを入れる。
引っ繰り返して、逆側のビードも入れて行く。
ビードを嵌めるには、指の力ではなく、手のひらの下部を当てて、手首を返す力で押し上げろと、行き付けの自転車店で習った。
習うまでは親指の腹で押し上げて、ビードの硬さに負け親指の腹の皮がマメになり剥けて痛い思いをしたもの一度や二度ではない。
その方法を、このグローブを嵌めて行うと、多少の苦労はしたものの、タイヤレバーを使うこともなく、ビードを最後までタイヤレバーを使わずにリムに嵌めることができた。
手にフィットしたグローブのゴムがタイヤを滑らすことなく安心して作業ができる。
こういったグローブを使うと、タイヤビードを押し上げる握力の損失を最低限にして作業ができるのだ。
作業が劇的に楽になった。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★