購入価格: ¥98 (税込) ※期間限定価格
標準価格: ¥498(税込)
『折りたたみノズルを採用したロードレースSP。ボタンが押しやすいので噴射量を微調整しやすい』
■ BLC-004の改良版
AZ チェーンルブ ロードレースSPは、化学合成されたエステルに極圧材と添加剤を配合したチェーンオイルだ。チェーンを滑らかに潤滑し、音鳴りがしにくい快適な走行が可能になる。また、ウェット系のわりには粘度が低く、チェーンの可動部にすばやく浸透する。余分なオイルを拭き取れば、砂ぼこりを吸い寄せにくくなる。
ロードレースSPには、ボトル容器とスプレー容器の2種類がある。BlcS-004は、ノズルをキャップに収納するBLC-004の改良版といったところで、折りたたみノズル付きスプレー容器を採用したタイプだ。容量はBLC-004と同じく70mlだ。
AZ チェーンルブ ロードレースSP BlcS-004
BLC-004はボタンが硬く、噴射量の微調整にはあまり向いていなかったが、BlcS-004はこの点が改良されている。ボタンを強く押せばチェーンの広範囲に噴射でき、半押しすればチェーンの可動部に必要なほんの少しの量を注油できる。WAKO’Sのスプレー容器とほぼ同様の使いやすさ。スプレー容器の使いやすさは、ボタンの大きさと関係があるようだ。
ただ、ノズルの太さがちょっと気になる。チェーンの可動部に注油するだけならこの太さでもかまわないが、BLC-004やWAKO'Sのチェーンルブのように細いノズルの方が精密な注油には向いている。とはいえ、ボトル容器よりは注油しやすく、チェーン全体に噴射する際には、BlcS-004の方がオイルを薄く塗布できる。同社の狭所用オイラーならさらに精密な注油が可能になるが、作業時間の短さではBlcS-004が勝る。
ボタンが押しやすく、噴射量の微調整がたやすい
ディレイラーやブレーキなどの可動部にも注油できるが、注油後にしっかり拭き取らないと砂ぼこりを吸い寄せて汚れやすくなる。特にディレイラーは、可動部の余分なオイルをふき取りにくく、付着した砂ぼこりのせいで動きが渋くなることがあった。これはスプレー容器ではなく、オイル自体の問題。CKM-002 超極圧・極潤滑オイルの方が、低粘度で汚れを吸い寄せにくいので、可動部には向いている。
スプレータイプのロードレースSPは、折りたたみノズル付きスプレー容器の採用によって完成したといってもいいだろう。ノズルをなくす心配はないし、ボタンが押しやすいので噴射量を微調整しやすい。個人的には、精密な注油よりもチェーン全体に薄く塗布できるのが便利。特にチェーンを洗った後に使いやすい。オイルそのものも高品質なので、コストパフォーマンスに優れたオイルスプレーとしてオススメできる。
(参考) AZ チェーンルブ ロードレースSP BCS-004:
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=13552&forum=83価格評価→★★★★★ (定価でもこの評価)
評 価→★★★★★ (スプレー容器が使いやすくなった。オイルも高品質)
<オプション>
年 式→2016年
カタログ重量→ ー