購入価格: ¥2,070 (税込)
標準価格: 不明
『スポーツバイクの大きさにも対応する自転車カバー。風でめくれず、生地も丈夫』
■ クロスバイクの屋外保管のために購入
私の家では、GIANT SUITTO2というクロスバイクを家族で共用している。このクロスバイクはカバーをかけて庭に駐輪しているが、台風でカバーがめくれ、雨でチェーンがサビてしまった。カバーの破れや劣化も目立ったので、この夏に買い換えた。
私が選んだカバーは、「大久保製作所 破れにくい布製自転車カバー デラックスサイクルカバー」というものだ。購入の大きな決め手は、クロスバイクにも対応するサイズの大きさ。使いやすく工夫されている点も、私の購入を後押しした。
大久保製作所 破れにくい布製自転車カバー デラックスサイクルカバー ラージ。他にレギュラーや特大サイズもある
■ さまざまな車種のスポーツバイクに対応
私が購入したラージサイズは、全長1900mm、高さ1020mmだ。子供乗せや後カゴ装着車、電動アシスト車だけでなく、スポーツバイクにも対応するとパッケージには書いてある。
全長だけならほとんどのスポーツバイクに対応するが、ハンドル幅や前カゴの有無で、サイズ感がどう変わるのかが気になるところだ。そこで、SUITTO2以外のスポーツバイクでも試してみた。
① GIANT SEEK R3 (ハンドル幅 550mm)
② GIANT FIXER R (ハンドル幅 380mm、ディスプレイスタンドを使用)
③ GIANT SUITTO2 (ハンドル幅 580mm)
キックスタンドのない自転車はディスプレイスタンドを使う必要があるが、全高が低くハンドル幅の狭い自転車なら、全体をすっぽりと覆うことができる。まだ試していないが、間違いなく私のロードバイクも覆うことができるはずだ。
上記の自転車では、SUITTO2だけがわずかに前輪を覆うことができなかった。これにはハンドルの高さや幅の広さ、前カゴの装着等が影響していると考えられる。だが、この程度の露出なら実用には問題なく、スポーツバイクのさまざまな車種に対応しているといってもいいだろう。
■ カバーを使いやすくする工夫の数々
このカバーは、ひもを引っ張ることで全体を絞って、自転車にジャストフィットできる。さらに下部の中央にあるマジックテープを使えば、カバーが風でめくれるのを防ぐことが可能だ。後部にワイヤーロックを通すための穴を備えているのも便利だ。
ひもを引っ張ることでフィット感が高まる(左)、風でめくれるのを防ぐマジックテープ(中央)、ワイヤーロックを通すための穴(右)
■ 自転車を風雨や日光から守る。カバー自体も丈夫
実際に激しい雨や風にさらされても、このカバーは全くめくれなかった。安いカバーはすぐに破れたり劣化したりするが、このカバーは生地に厚みがあり、自転車が転倒しても破れなかった。日光による色あせにも強い。もちろん、雨でチェーンやパーツが錆びることもなく、日光で塗装が色あせることもなかった。
だが、砂埃がカバーの下部の隙間から入り、自転車に付着することは避けられない。それでも、ひもやマジックテープのないカバーに比べれば、自転車をきれいに保つことができると、これまでの経験から感じている。
数カ月ぶりにカバーを外したSUITTO2。全体的にきれいだが、細かい砂埃が多数付着している
■ スポーツバイクの室外保管にも使える
スポーツバイクは室内に保管するのがベストだが、さまざまな事情で屋外で保管せざるを得ないこともある。このようなカバーがあれば、砂埃の付着は避けられないが、雨や日光による自転車の劣化を防ぐのに役立つ。
「大久保製作所 破れにくい布製自転車カバー デラックスサイクルカバー」は、さまざまな車種のスポーツバイクに対応し、商品名のとおり生地が丈夫だ。使いやすくなるように工夫されており、スポーツバイク用のカバーとしてもまあまあオススメできる。
価格評価→★★★☆☆ (自転車用のカバーでは高いほうだが、その分つくりがしっかりしている)
評 価→★★★★☆ (普通のカバーだが、使いやすさや丈夫さといった基本をしっかりと押さえている)
<オプション>
年 式→ ー
カタログ重量→ ー