購入価格 ¥1500+送料¥750(Amazon)
※対象はヘルメットではなく、シールド(風防)です。
アイウェアに投稿するか迷いましたが、顔に装着するのではなくヘルメットの備品なのでこちらに投稿しました。
【購入動機】
今まで自転車に乗る時のアイウェアには一眼式の作業用保護眼鏡を使っていました。
安いうえに視界も広く、なにより防護力がピカイチで気に入っていたのですが、唯一曇りやすいのが欠点でした。
防曇タイプも使ってみたのですが、性能が低いのか発汗が多いのか効果なし。
そんな中、Amazaonで見つけたのがGVRというメーカーのヘルメット。
なんと5,000円以下なのにクリアシールドが付いているという破格の装備!(その代わりバイザーはありませんが)
更に別売りでシールドのカラバリ(スモーク・イエロー・ブルー・ピンク・ミラー・レインボー)まであるという充実っぷり。
専用品なのでそのままでは他社ヘルメットには付きませんが、ネットで調べると小加工で付くようなのでクリアを試してみました。
ベースは09年モデルのOGKリガス。万一失敗したら買い換える予定でした(苦笑)
【所見】
バイザー上部にマグネットが3箇所あり、両端は前後方向に5mmほどの遊びがあります。
とりあえずワッシャーをビニールテープで仮止めして取り付け、1ヶ月間通勤に使ってみましたが脱落しませんでした。
仮止めには薄くて伸縮性の高いビニールテープを使ったので、ワッシャーが密着する位置まで磁力に引かれてテープが伸びてました。
メット側にも磁石を使えばより強力に固定出来ますが、そこまでの必要を感じなかったので、そのままワッシャーを使うことに決めました。尚、ステンレスワッシャーは磁石の着きが悪いので、必ずユニクロメッキのワッシャーを使いましょう(見た目がチタンっぽいのがステン、安っぽい銀色がユニクロです)
【取付】
画像 上:仮止めの位置と高さを参考に、厚手の両面テープを重ねて高さ合わせをします。
画像 中:まずは中央に30分硬化型エポキシ接着剤を塗り、ワッシャーの上に両面テープの台紙を乗せて、
更にコイン電池(CR2032)を乗せてビニールテープで固定します。
画像 下:完全に硬化する前に剥がし、縁の余分な部分を削り落とします。
見栄えは悪いですが、持ち主以外が間近で見ることは無いので気にしません。
一旦シールドを付けて左右のワッシャー位置を確認・調整し、同様にエポキシで固めます。
左右のマグネットには前後の遊びがあるので注意しましょう。
中央のワッシャーの下端にはエポキシを少し盛り上げて、下にずり落ち無い様にしています(写真が小さくてすいません)
【インプレ】
本固定後も通勤で半年ほど使っていますが、風圧や段差での脱落は無し。
1度だけ指が引っ掛かって外してしまった事がありましたがこれは仕方が無いですね。
また、冬夏の信号待ちでも曇ることもありませんでした。
走行中の風の巻き込みは上下から少しありますが許容範囲内と感じます。
見方によってはベンチレーションとも受け取れますね。上の隙間をスポンジテープで塞げば減らせられると思います。
視界の広さは完璧と言えるぐらいで裸眼と同じ感覚です。
直立では視界の下1/3ぐらいにバイザーの縁が見えますが、乗車して少しでも前傾姿勢を取っていれば気になりません。
以前の保護眼鏡も視界が広いと思っていましたが、このシールドについては正に「目から鱗が落ちた」というレベルです。
逆に欠点は汗が拭き難いことです。
オートバイ用みたいに上にスライド出来れば良いのですが、現状では下から指を突っ込んで拭くぐらいしかありません。
とりあえずヘッドキャップ(又はヘッドバンド)を着用して汗の滴りを減らすことで対処しています。
シールドを1度外すと、手探りでは元の位置に戻すのが中々面倒ですし。
尚、GVR純正ヘルメットなら固定用の突起が無いので上からの風の巻き込みも少なく、外したシールドを手探りで戻せるのではないかと思います。
また、当然ですがヘルメットに付属していたバイザーは使えなくなります。
自分は使っていなかったので問題にはなりませんでした。
【総評】
取り付けには少々加工が必要ですが、その手間を掛けるだけの効果はあります。
視界の良さも然ることながら、アイウェアの着脱・収納の手間が掛からないというのが地味に利きます。
通勤で毎日使っていると、工程がひとつふたつ減るのはかなり大きいですね。
次のヘルメットをGVRとOGKで迷っているぐらいです。
価格評価→★★★★★(この金額と手間でお気に入りのヘルメットがバイザー付きに!)
評 価→★★★★☆(顔を拭き辛いのを改善したい)
<オプション>
年 式→2015
カタログ重量→ g(実測重量 50g:シールドのみ)