加部鈴子 風のヒルクライム
加部鈴子、風のヒルクライム ぼくらの自転車ロードレース、岩崎書店
2015/5/31第一刷発行、本体1,300円+税(図書館で借りたので無料でした)
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13歳の誕生日に、父親の趣味のロードバイクを贈られた涼太。 一方的なやり方に反発を覚え、勢いでレースに出ることになる。 スタートに集う選手たち、みなそれぞれの人生模様を乗せ、ひとつのゴールを目指して、レースがはじまる―。
------ 本邦初※のヒルクラYA(ヤングアダルト)小説です(※当社調べ)。
舞台は架空の「笠城山ヒルクライム」、距離20キロ、標高差1,200m。
主人公は中1男子。登場人物はその父、ロードレースに打ち込む同級生、学ランにママチャリで疾走する高校生、ボランティアスタッフの高校生…
同じレースに参加する登場人物が章ごとに主人公となって、父親や母親やライバルへの思いを胸に、山道を駆け上っていきます。
さわやかな結末でした。
小6のムスコが読んでいたので感想を尋ねたら、 ム「ストーリーが工夫されてたな」 私「自転車レースとかやってみたいと思った?」 ム「いや、別に」 私「…」
続編があるなら、主人公にはぜひ高校で弱小自転車部に入部していただきたいw
価格評価→-借用なので評価なし 評 価→★★★★★面白かったです
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