購入価格: Tacx Booster 付属品
標準価格: ¥2,700 (税込)
『ローラー台以外にも活躍の機会が多い。特にピストバイクのチェーンの張り・ホイール位置の調整におすすめ』
■ローラー台のトレーニングに必要なフロントホイールを置く台
Tacx Skylinerは、Tacxのローラー台でトレーニングする際に、フロントホイールが動くのを防止し、自転車が地面に水平になるように高さを調節するためのものだ。Skylinerを単体で購入することもできるが、Boosterには最初から付属している。このSkylinerは、ローラー台以外にも使い道が多くて便利だ。
Tacx Skyliner。持ち運ぶときの持ち手にもなる。
■ディスプレイやメンテナンス時に使用
私はにGIANT FIXER RをMINOURAのDS-520というディスプレイスタンドの乗せて保管している。このディスプレイスタンドは車体が斜めになりやすく、物や身体が当たってハンドルが切れたときに転倒することがある。Skylinerはディスプレイ時に車体を安定させ、ハンドルがグラグラ左右に動くのを防いでくれる。メンテナンスやカスタムでもSkylinerがあったほうが安定しやすい。
チェーンステーとシートステーに引っ掛けるタイプのスタンドには特に便利
■洗車時に使用
洗車のときにも自転車が倒れないようにするためにSkylinerを使っている。洗車ではSkylinerがあるとかなり安心だ。屋外で洗車していると、突然強い風が吹いて自転車が倒れてしまうことがあるからだ。一度自転車を倒して以来、洗車のときには必ずSkylinerを使うようにしている。
Skylinerがあれば、強風や私の家の庭のような不安定な場所で洗車しても倒れにくい。
■ピストバイクのチェーンの張り・ホイール位置の調整に使用
FIXERのようなピストバイクは、ホイールを反転させたりギアを交換した場合に、チェーン引きでホイールを前後に動かしてチェーンの張りを調整する。また、ホイールがフレームに対してまっすぐになるようにする必要がある。
自転車が斜めに傾くと、チェーンの張りを調整したときにホイールが斜めになりやすく、チェーンの張りとホイールの向きが適正になるのにかなり時間がかかる。
Skylinerを使うと自転車が斜めになりにくく、ホイールをまっすぐにしやすいので、調整が簡単かつ短時間で終わるようになった。倒立台があれば楽だと思うが、DS-520のようなディスプレイスタンドとSkylinerのような台を持っているならこの方法はオススメだ。
後ろから見てホイールがまっすぐになるように調整するのは大変だった。
■ディスプレイやメンテナンスのためにもう一つ欲しい
ちなみに、ローラー台での使用感は全く問題なく、安定してトレーニングできる。700×28Cくらいのタイヤも乗せられるが、どちらかと言えば700×23Cのような細いタイヤが向いていると思う。メンテナンスやディスプレイには便利なのでもう一つ買おうと思ったが、MINOURAのマグライザーの方が安い。買うならこれにするかもしれない。
価格評価→★★★☆☆ (フロントホイールを置く台としてはちょっと高い。ローラー台以外に用いるなら他の選択肢がある)
評 価→★★★★★ (ローラー台以外にもメンテ、カスタム、洗車、ピストのチェーンの張り・ホイール位置調整に使える)