購入価格: ¥2,036 (税込) ※スーパーオートバックスで購入
標準価格: ¥2,350 (税込)
『自転車の洗車道具の収納にも便利な多用途バケツ。主に自動車の洗車に使うものだが、収納ボックスとして使用』
■収納力の高いバケツを求めて
私は自転車の洗車道具をバケツに入れて持ち運んでいたが、洗車道具が多くなって一度に運ぶことができなくなった。また、洗車道具を重ねて置いていたため、バケツの中身のほとんどを外に出してから使っていた。これでは持ち運びも後片付けも大変なので、収納力が高くて整理整頓しやすそうな自動車の洗車用のバケツを購入することにした。
この状態から更に洗車道具が増えた。
■収納バスケット付き多用途バケツ”かしこいバケツ”
私が選んだのは、イノマタ化学のかしこいバケツ17Lというものだ。中に収納バスケットが付いているのが最大の特徴で、バケツに水を溜める際に、洗車道具を一度に取り出すことができる。また、このバケツの耐荷重は100kgで、踏み台や椅子としても使用可能だ。他にはホースを固定できる部分や雑巾をかけられる持ち手等、快適に洗車ができる作りになっている。
イノマタ化学 かしこいバケツ 17L。他にがんばりバケツ15L、よくばりバケツ13Lというものがある。
■収納バスケットは意外に小さい
かしこいバケツの外寸は約36×35×30cmとなっているが、内寸は約29×29×27cmで、収納バスケットの内寸は約24.5×24.5×18cmだった。バケツに対して収納バスケットはかなり小さく感じる。バケツにはたっぷり水が入るが、バスケットの収納力はそれほど高くない。
私が洗車で必ず使う物を選んで入れてみたら、すっきりときれいに収納することはできた。だが、あると便利なものや使うかもしれないものを収納する余裕はなかった。この収納方法では、他に必要なものを一度に運ぶことはできない。
収納バスケットには、洗車、ワックスがけ、注油等の私が洗車で使うひと通りのものは入れられた。
パーツクリーナーの細長い缶スプレーも斜めにすれば入る。
■バケツと収納バスケットの両方に洗車道具を収納
私は自転車をAZのAtoZクリーナープロやシンプルグリーンで洗うことがほとんどだ。17Lのバケツはカーシャンプーと水を入れて自動車を洗うには十分な大きさだが、自転車の洗車では洗剤を水で希釈してスポンジを浸すには大きすぎる。
だから、私は使用頻度の高いものをバケツに、使用頻度が高くないものを収納バスケットに入れることにした。バケツと収納バスケットを別々に使うと、余裕を持って整理整頓できる。洗車の度にバケツの中身をひっくり返すことなく、使いたい洗車道具を取り出せるのはとても快適だ。
また、私はバケツの中のものを部屋やベランダで使うことがある。バケツを棚に置き、収納バスケットを収納ボックスの中に入れたら、今までよりもすっきりと部屋の中に収まった。バケツと収納ボックスの両方に洗車道具を入れると、かしこいバケツの特徴がなくなってしまう気がしたが、これはこれで私には快適だ。
洗車のときにはバケツと収納バスケットを部屋から持っていく。収納バスケットにも取っ手があって便利。
■収納力の高さだけでも便利な洗車用のバケツ
イノマタ化学のかしこいバケツ17Lは、自転車の洗車道具の収納箱としては、整理整頓しやすく便利だと思った。ただ、バケツとしては大きすぎるし、収納バスケットのみに洗車道具を入れると収納スペースはかなり小さくなる。
今までよりもすっきりと収納できたので満足だが、バケツと収納ボックスの両方に洗車道具を入れるのは本来の使い方ではない。洗車道具の数によっては、収納バスケットのない洗車用のバケツでも良いと思う。自分の洗車道具の数に合わせた洗車用のバケツがおすすめだ。
左: チェーンガードを取り付けるときに椅子として使用。メンテナンスにちょうど良い高さ。
右: 持ち手に給水クロスをかけて乾燥。
価格評価→★★★☆☆ (普通のバケツよりは高いが、作りがとてもしっかりしている)
評 価→★★★☆☆ (収納ボックスとしての評価。整理整頓に便利で、洗車道具を取り出しやすい)