購入価格: ¥1,460 (税込)
標準価格: ¥1,470 (税込)
『粘度の高さと蛍光色が特徴のSHIMANOの定番グリス』
■蛍光色のきれいなグリス
ずっと使っていたFINISH LINEのプレミアムテフロングリスでも特に不満はなかったのだが、ずっと同じものを使っていると他のものも試してみたくなってくる。クロスバイクのコンポーネント換装を機会に初めて使ってみた。私が購入したのは100gのチューブ入りだ。色は蛍光色で目立ちやすく、グリスがはみ出してもすぐに分かる。きれいな色は使って気持ちが良い。
・SHIMANO プレミアムグリス
■使いやすいチューブ入り
チューブ入りは使いやすく、カップ&コーン式のハブのやSRAMのBBのグリスの充填にも便利だった。グリスが減ってくると絞り出しにくくなってくるので、予めチューブの先端にグリスを絞り出して移動させるとすぐにグリスが出て作業しやすい。量の微調整をする場合にはシリンジ等の方が向いているかもしれない。
■粘度が高いグリス
このグリスの特徴は粘度の高さだ。FINISH LINEのプレミアムテフロングリスよりも硬め。AZのリチウムグリースに色も臭いも似ているが、粘度はこのグリスの方がずっと高い。
・左からプレミアムグリス、FINISH LINE プレミアムテフロングリス、AZ リチウムグリース
SHIMANOが一番硬く、AZが一番柔らかい
■ハブやBBに入れた直後は回転が重たい
クロスバイクのハブやSRAMのBBのグリスもFINISH LINEのグリスからプレミアムグリスに入れ替えた。ハブの回転は走行中には体感できるほどの差は出なかったが、グリス充填直後のSRAMのBBは回転に重たさを感じた。
シングルスピードのBBだったのだが、大げさに言えば、取り付けるコグの歯数を間違えたと思ったほど。最初は何でこんなに重いんだと思った。だが、グリスはその日の走行ですぐに馴染んで滑らかな回転になった。馴染んだ後のBBはFINISH LINEとほぼ同じかわずかに重い程度だ。
・左: クロスバイクのハブのグリスアップ 右: SRAM GXP BBのグリスアップ
■特に悪い印象はないグリス
これだけ粘度が高いと流れ出にくそうだし、ハブやBBへの異物の侵入の防止が期待できそうだ。1年前にハブに入れたFINISH LINEのグリスでも全然汚れてはおらず、量も減っていなかった。プレミアムグリスも1年かそれ以上もってくれれば嬉しい。
・BBシェル内部には防水性も期待してたっぷりグリスを塗っておいた。他のネジ部にも塗布した
価格評価→★★★★★ (1本買えば長持ち)
評 価→★★★★★ (自転車専用品の安心感)
<オプション>
年 式→不明
カタログ重量→100g