購入価格: ¥140くらい ※東急ハンズで10cm単位での切り売り
『スコッチカルの方が使いやすい』
一般的には、塩化ビニールの薄いシートに粘着のりがついているものの総称をカッティングシート、または、カッティングステッカーと呼ばれている。だが、カッティングシートは、元々、中川ケミカルの商標だ。
中川ケミカルのカッティングシートを使えば、ロゴを切り出して自転車に貼ったり、パーツに貼り付けたりすることで愛車のカスタマイズを行うことができる。
だが、カッティングシートは、自転車のカスタマイズに使いにくい。
カッティングシートは、スコッチカルよりも厚みがあるので、貼り付けた時にフレームとの段差ができてしまう。近くで見たり手で触れたりすると、どうしてもこの段差が気になる。また、スコッチカルのように伸びるわけではないので、曲面や複雑な形状に貼り付けることは難しい。このシートは厚みがあるのでスコッチカルよりも硬く、デザインカッターで台紙を残してシートだけ切るのはとても難しい。耐候性は色によって異なり、3ヶ月〜3年と幅広いようだ。接着力はあまり強くなく、貼り付けて数日後に剥がしてもきれいに剥がすことができた。
カッティングシートは、スコッチカルよりも蛍光色のものが多く出ている。使い勝手は悪いが、蛍光色を使用したい場合は、これを選択肢に入れても良いかもしれない。
また、透明なカッティングシートも出ている。私はこれをスコッチカルで作ったロゴの保護に使おうと思っていたのだが、貼り付けるとロゴとフレームの間に気泡が入ったので使うのをやめた。アウターケーブルとフレームを保護するプロテクターや、チェーンステープロテクターには使えそうな感じだ。きつい曲面には貼れそうにないが…
自転車に使うには、スコッチカルの方が薄くて伸びやすいので加工しやすく、貼り付けた時の仕上がりが良いのでおすすめだ。
価格評価→★★★★★ (スコッチカルと同じくらいの値段)
評 価→★★☆☆☆ (自転車のカスタマイズには一応使えるが、あらゆる点でスコッチカルの方が上)
※カッティングシート 金・銀については、評価が異なるので別途投稿
(どうしてもシートの厚みが気になってしまう)
(ピンク、蛍光ピンク、透明。使わないので引き出しに眠っている。活躍の機会はあるのか…)