Vittoria CORSA SC チューブラー
感想:
スキンサイドの見た目につられたのと、ちょっと太目のタイヤが恋しくなったため、最安値と思われる
タキザワ通販にて入荷を待って購入。
同じスキンサイドでも、Veloflexは耐パンク性能に不安を持っていたので見送り。
CONTINENTAL GP4000S 22mmからの交換。ホイールはFULCRUM RACING LIGHT。
TUに戻る前はSHAMAL ULTRAでチューブレス(HUTCHINSON FUSION3)を使用しており、
低圧の気持ちよさに慣れてしまっていて、GP4000Sでも7.5bar(110psi)で使用していた。
もちろんGP4000でも高圧にして試してはみたのだが、突き上げが大きくなるわりに漕ぎの軽さにはつながらず、と
いう結果だったため、空気圧は下限にしていた。
というわけで、CORSA SCでも何の疑問も持たずに7.5barで使用開始。走り始めてすぐ「もっさりしてんな・・・」
という感想を抱いた。乗り心地は悪くないけど、取り立ててよくもない。漕ぎも軽いわけじゃないし、正直失敗したかな
と思いながら2週間ほど使用。
しかし、タイヤサイドの指定空気圧を見て下限が8barというのを確認、試してみっか、と8.5barにして走った
ところ性格が一変。
スピードが乗る乗る。漕ぎも見違えるように軽い。圧を上げても乗り心地は悪化することなく、突き上げが来る
前にタイヤがプルルッと衝撃をいなしてくれる。
GP4000は低圧でも漕ぎは軽かったけど、乗り心地を求めると空気圧は高目にしづらかった。
CORSA SCは空気圧高めでこそ生きるチューブラーらしいタイヤで、速く気持ちよく走るには凄くいい。
もともとベロフレが好きでVittoriaはあまり好きではなかったんだけど、このタイヤなら価格、耐パンク性能
などのバランスを含めると、勝るとも劣らないと思う。
グリップも自分が走り回るエリア(富士山周辺)だとGP4000に負けてないので充分だと思う。
この円安傾向だとタキザワも遠からず値上げせざるを得ないだろうから、興味がある方はお早めにどうぞ。
ちなみに、スキンサイドの黄色が結構彩度が高く、一見イエローツートンに見えなくもない。ベロフレやFMBの
スキンサイドとはちょっと印象が違うので、気になる方は実物を見てからがいいかな。
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★★★
<オプション>
年 式→2013年
カタログ重量→ 250g(実測重量・・・計り忘れ)
購入価格 ¥5980/本(タキザワ通販)