ライブカメラ【熊本県阿蘇地方の例】
先日、冬季の阿蘇地方に出かけて一部凍結した路面を通行した。自宅から阿蘇の目的地まで約70キロの行程のうち、1キロ程度ではあったが自転車を押して歩いたものの、そこ以外の道路には路肩に積雪が少しあった程度で問題なく走行可能であり、無事に目的地に到着することができた。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/myalbum/photo.php?lid=1571実際には、自走での参加を決定する前にライブカメラで当地の道路状況を確認していたのだった。
当地では平成28年熊本地震からの復興事業として、阿蘇地方の国道等で多くの道路改良工事が施工されている。工事により新たに設置された仮道路は幅員や交差点形状等から渋滞が発生することが多く、その状況等を把握できるよう、各地にライブカメラが増設されている。従前から設置されているライブカメラと合わせ、下記にてそれらの位置やカメラ画像を確認することができる。
(下記ホームページでは、熊本地震の影響で通行止めとなっている道路の情報なども確認できる)
国土交通省 九州地方整備局 熊本復興事務所
http://www.qsr.mlit.go.jp/kumamoto_r/九州というと温暖という印象があるかもしれないが(10数年前に関西から転居した私がそうだった)、北部九州においては大陸・韓半島からの寒気の影響で平地でも積雪することがあり、ましてや阿蘇をはじめとする山地においてはなおさらである。
画像は国道57号の熊本県阿蘇市波野の状況で、路肩に積雪があり路面は凍結していないことがわかる。
ライブカメラは一般的な情報収集手段の一つであり、BARUさんの前掲レビューに全体的な活用方法が掲載されているところではあるが、冬季(12~2月)の九州地方山岳地帯訪問に際しては、事前確認を改めておすすめしたい。
ちなみにカメラ設置は主要道路の主要部分であるので、それ以外の部分を通行する場合には当然ながら注意が必要である。私が遭遇した路面凍結部分は、国道57号直前で近道しようと通行した広域農道においてであった…
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★(大変参考になる)