購入価格 ¥借り物(参考:タキザワ価格 ¥7,350)
トラック競技のタイムトライアルや追い抜き種目のときに用いているDHバーです。
3種類あるParabolicaシリーズの中で、Zeroはカーブが1つもないストレートタイプになっています。
DHバーは今まで使ったエアロパーツ&ウェアの中でも効果が体感しやすい部類のパーツだと思います。
まあポジション自体がコンパクトな前傾姿勢になるので当たり前なのですが…w。
このハンドルについてですが、ストレートタイプなので持つ場所の自由度が高く、力の出しやすいポジションで確実に握ることができます。
ただし、ストレートタイプは若干クセがあるので、個人的に一番最初に使うDHバーとしては微妙かなぁと思います。
セッティングに関しては突き出し量の調整、エルボーパッドの位置調整の2つが出来ます。
バーとエルボーパッドは一か所で固定されるため、バーとエルボーパッドの幅を独立して調整することは出来ません。
なので、エルボーパッドを広めにしてバーの先端を絞り込むというようなセッティングは出来ません。
また、バー本体も装着されるハンドルに対して垂直にしか装着出来ないようです。
注意点は、ドロップハンドルなどに比べて安全性に欠けるため、公道での使用は極力控え、大会でも十分に慣れた状態で使ったほうがいいと思います。
また、セッティングをするときには膝と干渉しないようにすることも考えた方がいいかと思います。
DHバーはしっかりとポジションさえ決まれば、通常のドロップハンドルでのポジションに比べてかなりエアロ効果のアドバンテージを得ることが出来るので、使用が認められている大会では是非使ってみるべきだと思います。
ただし、大会の規則などで使える場所が限られることや、セッティングが決まらなければあまり効果を発揮することが出来ないため、適材適所で使う必要があります。
最後に、たまにサイクリングロードや一般道でDHバーを使っている人がいますが、個人的にあれは危ないと思うのでやめたほうがいいと思います。
価格評価→★★★★☆(DHバーとしては安い部類なのでは?)
評 価→★★★★★(性能対価格比の高いエアロパーツ)
<オプション>
年 式→2011頃?
カタログ重量→365g(実測重量 g)