購入価格 ¥16000
2008年3月のレビューからの続報。
SIDIのMTBシューズです。
今世紀初頭あたりにラインアップされたMTBシューズで、すでに廃止品ではありますが、長期使用レポートということでレビューします。
SPDクリートを付けています。このシューズ自体の走行距離は22000km程度。走行距離自体は、ロード用で70000km弱を走った実績のあるSIDIシューズの耐久性を考えるとまだ序盤、というレベルであり、型崩れなどは見られません。
1988年に初めて履いたビンディング・ペダル対応のシューズ(SIDI Revolution 1)以来、かかと上部が真っ先に破れ始める、という事態に遭遇してきました。私のペダリングは引き脚で走るタイプで、最上段のベルクロやアジャスターはちゃんと閉めておかないとかかとがシューズ内で浮きます。巡航時は踏み込んでいる感触がとても希薄(無論、実際には踏み込んでいるに決まっていますが、体感上は全く踏んでいない感じ)で、シューズのかかと上部への負担が過大なのでしょう。
で、このBULLET2。予定通りというべきか、右のかかと部がちょっと破れてきました。
この程度ではまだまだ補修して使えますので、全く問題はありません。
強く締め付けなくてもかかとがビシッ!ときまるSIDI Eagleのようなシューズを経験してしまった今となっては、3本ベルクロというのは、ちょっと固定力が物足りなく、ベルクロをいきおい強く締めこんでしまい、逆に快適性を失う、という側面も多少ですが、感じられます。登坂時の快適度はEagleとは差がありますが、このBULLET2は現在でも良いMTBシューズであると思います。
余談ですがSPDクリート。恐ろしく長持ち・・・
*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*─・‥…─*
2008年3月に使い始めてから気が付けば8年余り。つい先日、シマノのMTBシューズから履き替えたばかりと思っていましたが、もうそんなに経ってしまったんだなあ。歳をとると時の流れが速い、です。このシューズ、cbnの歴史に凡そシンクロしているようで・・・。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆
年 式→2007