購入価格: ¥2,700 (税込)
標準価格: ¥3,500 (税込)
『自転車が左右に傾いて不安定なスタンド。シングルスピードのホイール位置が調整しづらい』
クロスバイクGIANT SEEK R3には、一般的な後輪のハブ軸を左右から挟み込むタイプのディスプレイスタンドを使っている。だがこの左右で挟むタイプのスタンドは、FIXER Rではハブナットが噛み合ず不安定でぐらついてしまう上、チェーン引きでホイールの位置を調整する際にハブ軸が動くので不向きだ。
だからショップ店員のアドバイスに従って、シートステーとチェーンステーを引っ掛けて固定するタイプのスタンドであるDS-520を購入した。
MINOURA DS-520
だがこのスタンドはシングルスピード、ピストにはあまり向かないと思う。他の方が指摘しているようにフックの形状のせいで安定感がなく、自転車が左右のどちらかに傾いてしまう。 自転車が傾いた状態ではホイールを進行方向に真っすぐ取り付けにくい。
室内保管だけでなくチェーン引きの調整の時にも用いる
苦肉の策として、Tacxのローラー台Boosterの前輪を置く台スカイライナーを使って左右への傾きを最小限にしてるが、スタンド側に左右の傾きを調整する工夫が欲しいところだ。
ローラー台に付属するスカイライナーを使って左右に傾きにくくなった
また、SEEKのようなシートステーとチェーンステーが太い自転車でも固定することができるが、フックに食い込んでSEEK持ち上げるとスタンドごと持ち上がってしまう。
現在、MINOURAからDS-520の改良型であるDS-530というシートステートチェーンステーのフックの間隔を無段階で可変できるスタンドが販売されている。見た感じではこれでも自転車が左右に傾きそうな気がするが、実際はどうなのだろうか。
改良型のMINOURA DS-530 ※画像はメーカーサイトから転載
このスタンドは多くのショップでまだ販売されている。このスタンドや類似のスタンドを購入する際には、自転車が左右に傾きやすく不安定な点を覚えておいてほしい。今はとりあえず使っているが、何かの機会に別のスタンドに買い替えたいと思う。
価格評価→★★☆☆☆ (割引価格でも高い)
評 価→★★☆☆☆ (使えないほどではないが不便)