[MINI] KENDA K-RAD 20×2.125(406)
購入価格 ¥忘れちゃった
本来BMX用のタイヤだが、リカンベント(BP-968)に流用。 前のタイヤはパナのパセラ(20×1.5)。 性能的にはパセラでいいんだけど、1ヶ月経たずに全体がヒビ割れるタイヤは信頼できないと言う事でラッドに。
まず、「ぶっとい」。 太いではなく、ぶっとい。ETRTO表記で54-406(2.00相当)なので当然か。 当然ながらブレーキを解除しても前輪が取れない。 ぶん殴るか、空気を抜くかしなくてはならなくなったが、そもそもメーカーではこんなデブタイヤを入れる事自体想定していないだろう・・・。
そのぶっとさとラッド特有の市松模様のお陰で、小さいながらも凄い存在感ですねー。(←他人事w
ロードノイズはあからさまに大きくなった。 パセラが「リュウウゥゥゥ」といった感じなら、「ニ゙ャアアアアア」といった具合だ。 想像しやすい物としては、電車、特に電動車のギア音が近い。 音は大きいが、振動はツーリングでも問題にならないレベル。 磨り減ってノブが低くなるとより振動が小さくなる。
蛇足だが、減速時はもの悲しげな音を奏でる。
次、肝心要の走行性能。 この点に関してはパセラより明らかに劣っている。 と思っていたが、30km/h位では大差ない事が判明。 40km/h近い速度でも巡航可能で、このタイヤの汎用性の高さを実感できる。 スリックであるパセラの方が高速性能が良さそうに思えるが、ぶっちゃけ変わらない。
また、その量る気もしない重さ故に上りが苦手だが、頑張れば表ヤビツを上りきれる。 恐らく、パセラに届かない点があるとするならばこの1点だけだろう。
下りに関して言えば、そのぶっとさから来る走行安定性は何物にも変えがたい。 元々オフロード用タイヤなので、荒れた路面でも殆ど気を使わずに下れる。 意外な事に、凍結路面でも安定性は高かった。
未舗装路についてはコイツの本分なので、言うまでもない。 ただし、後輪がセミスリック、若しくはブロックタイヤでなければ安定走行は難しいだろう。
通勤用タイヤにするにあたって、最も重要な事項。それは、耐パンク性と耐候性。 このタイヤ、意外な事にこの2つを高次元で両立している。 パセラの劣化速度に嫌気がさして投入してから2ヶ月経ったが、小さなヒビ1つ入っていない。 以前使っていたパセラや、後輪のヘミスファー(26×1.95、フラックジャケットつき)は月1でパンクしてるのに、コイツときたら同じ期間で1回もパンクしていない。傷も殆どない。何故だ。
恐らく、当分はこのタイヤを使い続けるだろう・・・。
価格評価→★★★★★(パセラがボッタクリなのかな) 評 価→★★★★☆(上りの辛さで-1、他は総じて良い)
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