MICHE NEO PRIMATO 9S 15-25t
購入価格 ¥オークションで4500
レースに出る訳でもないのに50×13tなんて非現実的(お前の貧足が非現実的だと言われたらそれまでだが)な重いギアは踏めないのでCS-HG50の14-25tに42tのアウターで使っていたが、磨耗してしまった14tのスペアが二年待って入荷しない(購入時からスペアを発注していたのに結局入庫しなかった)状況でオークションで見つけたため飛びついた。
このスプロケットの特徴は完全にバラ組であること。一応セットで売られているが、バラ売りもされていてフレーム形状さえ許せばトップが17tまで準備されている。 HG50と比べると14がなくなり20が入ったことになるが、この一枚が本当に大きい。15-21まで7枚がストレートになり、46/34のフロントと組み合わせることでトップ=巡航ギアとして使いつつ坂で細かくギアを変えていける。このフリーになって、やっとクロスレシオの本当のありがたさが判った気がする。これでも250km走って27-29km/hのaveになるので素人には十分。
ただし、加工精度の問題なのか、普通に組むとフリーボディに収まりきらない。樹脂スペーサーが厚すぎるのかと思ったが、比べてみたらむしろシマノ純正の方が厚いのでスプロケット自体が厚すぎるのか。スペーサーを厚みを揃えて削ってはみたものの、3速で合わせると6速に落ちにくく6速で合わせると3速に上がりにくいと言う症状がどうしても解消できない。
8割以上の時間トップに掛けて走っているので一年半で刃先が完全に変形しているのだが国内で正規流通していないのでスペアが手に入らないのも難題。chainreactionで手に入るけれど、スプロケット一枚を送料1000円掛けて海の向こうから取り寄せるのも考えてしまう。
価格評価→★★★(他に代わる品物がない) 評 価→★★★(やっぱり作りは悪い)
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