購入価格 ¥3123
Road用と銘打って販売されているが、nanashi時代のレビュワーさんに
さんざん叩かれていた製品
ちなみに、アサヒのオリジナル泥除けとして全店で販売している
『ハネンダー』はこの製品のOEMである。
(つい最近まで、アサヒの悪い癖で、同じ製品なのに
元の製品より高く売られていたが、最近値下げされた)
dixna ¥3123 アサヒ ¥2980
一般車の泥除けは、タイヤのほぼ半周分をカバーしているが、
この製品は《フルカバー》を謳っているが、90°をカバーするに
過ぎない。当然、シートチューブの部分はカバーできないので、
かなり汚れるが、人間に対する泥はねはカバーできる。
road用の簡易泥除けよりは、かなり効果が大きい
取り付けは、フォークおよびシートステーにゴムバンドにて固定する。
取り付けは簡単だが、タイヤはroad用の高圧のものでも、人が乗車する
ことで、地面に接している部分はつぶれ、それ以外の部分は若干だが
膨らむ。この手の泥除けはタイヤぎりぎりにセットするものだから、
調整しているときは大丈夫でも、実際に乗車すると擦れることになる。
このあたりが、文句を言われていた主因と思われる
また、roadの場合、スタンドを付けないので、壁に立てかけたり、
地面に寝かせたりするが、それによってステーがずれてしまうことも
ある。たいていは、フォークとシートステーの固定部分がくるっと
内側に入り込んでいるので、元に戻してやれば復旧するが
まれにステーそのものが少し変形していることもあり、こうなると
ちょっとやっかいである
ただ、耐久性はかなりある。swansのように取り付け部に力が掛かる
構造ではないので、ステーを留めているゴムバンドがボロボロに
なるまで使えそうである。(ちなみにバンドのみアサヒで販売されている)
結論として、通勤用や近所を走り回る自転車に常時付けっぱなしに
しておくのには、ほぼどんな車種にもつけられて、便利な製品である。
太目のタイヤ用に、45ミリ幅の《SE》という製品も発売されている
ただ、タイヤと擦り易いので、最初の取り付け時の調整は面倒である。
輪行の時の付け外しは、ゴムバンドの跡を頼りに取り付け直せば良い
ので、意外と手間取らない
2007年4月からステー部分の形状が変わり、幅広になり、ステーと
泥除けの固定部にナイロンナットが入ってゆるみにくくなったので、
旧型を使っていた方は、もういちど試してみる価値はあると思う
旧型のステー部分
新型のステー部分
価格評価→★★★★☆(前後セットなのでまあまあでは)
評 価→★★★☆☆(ちょっと擦れ易いのが難点。シビアなロードには向きません)