購入価格 ¥1000(Amazon送料込)
■φ14アルミのU字ロック
■ロック部内寸75×130mm
■八万センターロック
■鍵3本付
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SAIKO ALX-M
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=13358&forum=90を買ってみたものの、どうもPALMYが気になるので買ってみた。
日本のAmazonではU字ロック部門で不動の1位の商品。
リアル店舗では2000円ぐらいで売ってるのが普通だけど
Amazonだと色によっては送料込み1000円で購入できる。
ちなみに、海外のAmazonでも売っているがあまり売れてないようだ。
色は8種類あり、ゴールドとブラウン(ブラウンは上の画像にはないが)以外はシルバーアルマイトで被ってるので
アルマイトカラーとしては3色。
例えばホワイトの白の部分は傷防止のシリコン系のカバーの色である。
個人的には色の選択はゴールドとブラウン以外をオススメします。
なぜなら、それ意外の色はパッと見でアルミと見破られてしまうから。
わざわざ強度の低いアルミですよって周知するのは得策ではないと思います。
で、SAIKO ALX-Mと比べた結果、PALMYと同じものかと疑ってたんですが、
違いました。出来栄えとしてはPALMYのが安っぽいです。
PALMYは八万ロックの部分にピッキングのテンションツール(?)が引っ掛けやすいような形状がついてます。
詳しくは説明しませんが、八万ロックのピッキング動画を見たことある人ならピンと来るはずです。
また、キーを回すときにシリンダーのピンに擦れながら回っています。
ALX-Mはシリンダーのピンに擦らずに鍵を回せますので、
設計上一枚上手だと思います。
こんなとこ擦りながら毎回解錠してたら寿命も短くなるでしょう。
おそらく、ALXを模倣して作られたのがPALMYでは?と疑っています。
弱点であるこのロック機構部、冷静に見るとアルミで3mm厚の部分があります。
重要なところなのでここはサラッと流しますw
ここが鉄ならそうそう破壊されることがないので、3倍近い重量の鉄のU字ロック(原付使用率No.1)を使う意味があるのです。
また、PALMYはこのロックプレートの施錠後のガタがALXより多いのもあまりよろしくないです。
シリンダー部分の重量比較はPALMY125g、ALX114gでした。
シリコン系の被覆が11gぐらいあるかなぁと思えば重量はほぼ同じと思われます。
外径とか全長もほとんど同じ。側面の形状が微妙に違うといった程度。
商品名がPALMY(パルミー) アルミシャックルロック P-ES-101AL/Φ15mm
となってますが、どこがφ15なのか分かりません。
被覆がある部分はφ16だし、無い部分はφ14(SAIKO ALXと同じ)です。
しかし、PALMYとALXでは、こんな事ができちゃいます。当然ですが鍵に互換性はありません。
PALMYの管理上打刻されているキーナンバーは4ケタ、ALXは5ケタなのでおそらく鍵のパターン自体がALXのほうが多いと思われます。
コンマ数mm寸法が違いますが、それは双方ガタの範疇なので、問題なく互換性があります。
切欠きの部分の肉厚はPALMYのが若干太い(PALMY8.0、ALX7.7mm)です。
つまり、ALX-Mが絶版でキーが2つしかついてなくても、キー3つ付きのPALMYを買えば
予備シリンダーが手に入ると言うことですし、
逆にPALMY持ってる人はALX-Mをオク等で買えばロングPALMYが持てるという事になります。
防犯性能的には全くもってSAIKO ALXと同じと思って良いかと思いますが、
細部の出来栄え的に耐久性がちょっと気になるところです。
長さ的にPALMYのが使い辛いというだけですね。
アルミのU字ロックも他に数種類あるので、他にも互換性があるものがあるかもしれません。
サギサカの44146/44147/44148やパナのSAJ080がやや高価なもののディンプルキーで見た感じの質感も良いので若干安心感は増すかもしれません。
破壊テストですが、・・・やるつもりだったんですが、
予想外にALX-M(絶版)の予備シリンダーとしての用途が見いだせてしまったので躊躇ってます。
PALMYの破壊テストは、やって公表すれば大きな反響があると思いますよ?
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★☆
<オプション>
カタログ重量→ 350g(実測重量 本体+鍵1つ=313g)