購入価格 ££53.61 (Wiggle)
諸兄の名レビューの数々を大いに参考にさせていただき、楽しいパーツ調達とそれに伴って主に大英帝国の経済にささやかな貢献をする日々が続いております。
ここらで私もレビュワーとして楽しい苦しい散財地獄への誘いを果たしたい、と。
ビンディング初心者定番のシマノA530からの交換。
ついでに言えば Wiggle デビューでした。
能書きではグリースフィッティングと言うグリスアップ補助のための冶具が付属しているはずだったが、これがなかった。
初Wiggle でいきなり
「よー、ぐりーすなんちゃらっつーのが付いてねーじゃんよー。急ぎおくっちくりよー(雰囲気)」
と怪しげ英文で文句をつけたり。当時はまだ日本語対応してなかったのです。
結局この件は、メーカーの方針でグリースフィッティングの付属はやめていて、その代わりにクリートをプレミアムにアップグレードしてあるのよ、ということだそうで納得(だったら能書きもアップデートしとけよ、との一言は忘れなかった)。
本題。
candy SL 本体は樹脂で被覆されている部分が多く、なんというかメカメカしさは薄く若干オモチャ的、良く言えばとっつきやすさがあるような感じ?
樹脂部分はクリートその他の固いブツが当たると当然キズつきます。
他のcrankbrothers ペダルと同様の機構で、左右位置や保持力の調整機能はない(左右位置はプレミアムクリートに限りシューズへの装着位置で調整できる)。
なので、ペダル本体は手順に則ってインストールしたらそれで準備万端。
後はこれも適切にクリートを装着したシューズをおもむろに乗っけて、体重かけるだけで控えめな「カチ」という音と感触で固定完了です。
ちなみにこの感触と音は常に一定ではなく、
「ペチ」だったり「コク」だったり「無音、無感触」だったりもします。
この辺ははっきりとした一定の操作感を好む方には苛っと来るかも知れません。
私は固定さえしっかりされれば良いので操作感については気になりませんが。
諸兄のcrankbrothers ペダルレビューでは固定にてこずる事例がありましたが、
私の場合は適切な「ツボ(ポイント)」さえ探り当てれば後は本当になにも考えずに体重をかけるだけで100%固定されます。
走行中は、固定位置に対する回転方向とに適度な遊びがあるためか足の動きが抑制されることによる足首や膝への負担は感じません。
外す時もかかとを外に適当にひねり出すだけで実に簡単かつ確実に外れてくれます(クリートの左右を入れ替えて外れる角度を変更できます。15度or20度)。
装着、走行、解放と使用感は実によく、個人的にはA530から換えて大正解でした。
(でも国内価格では購入に踏み切れなかったでしょう・・・)
価格評価→★★★★☆(←国内価格なら2つマイナス)
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→ 2008
カタログ重量→ 294 g(実測重量 計ってませんg)