MAXXIS Larsen TT Tubeless
購入価格 ¥5,960
HUTCHINSON PYTHONのエア漏れがどうにもひどくなったので、ネット上でそこそこ評判が良い、このタイヤを新規購入。
海外サイトでは、「使用してすぐにタイヤがめくれた。ふざけんな」という報告もちらほらあったが、 いまやユッチンソンのタイヤは、定価¥9,000ほどするので、マキシスの安さは魅力的だ。
まず、装着
タイヤは嵌め易い。顔を真っ赤にして奇声を上げる必要もない。 この点は、山サイなどでパンクした時に非常に重要なのは、言うまでもない。 IRCのチューブレスタイヤを自分が選ばないのはこのためだ。
エアの保持は、まあまあ。数日でペシャンコになるほどではない。
いざ、発進
まずびっくりしたのが、タイヤから跳ね上げられる小石の凄まじさ。 ダウンチューブにカンカンカンカンひっきりなしに当たる。 車が妙に大きく避けてくれるなあと思ったら、石ころを撒き散らしていたのか、とハタと気がついた・・・というのは冗談ですが。 これにはさすがに萎えたが、100kmほど走ったら、おとなしくなった。よかった。
舗装路の走行では、ブロックが柔らかいためか、しっとりというか、ねっとりというか、路面を舐めるように転がる。 走行感は決して軽いとは言えないだろう。舗装路ではパイソンの勝ち。
さあ、オフロードへ
「おおっ、いい!」思わずニヤける。 グリップ力はかなり高い。スリッピーな路面でも結構粘ってくれる。 特にリアタイヤ。無理にトラクションを掛けてしまった時にも、ズザッとはいかず、踏ん張ってくれるように思う。 石ころ、土、草、根っこ、岩盤などなど、どのような場面もそつなくこなしてくれる。オフロードでは、ラーセンの圧勝。
さて、問題のマッドに突入
ダメです。覚悟はしてましたが。俺史上最悪の泥団子が出来上がりましたよ。前は変速できなくなりました。
で、総括
山サイにはかなりオススメできるタイヤかと思う。 舗装路での路面抵抗はけっこう気になったので、トレイルまでのアプローチが長い方は、この点を考慮したほうがよいかと。
それにしてもノブが密集しているので、耐パンク性能はかなり高いのでは、と思わせる。この安心感は自分にはかなり嬉しい。
価格評価→★★★★☆(他メーカーと比べても安い。某社の数年前の値段と同じくらい) 評 価→★★★★☆(転がり抵抗でマイナス1) <オプション> 年 式→2009 カタログ重量→690g
|