購入価格 ¥19500(海外通販)
Tacxの負荷機能付トレーナーである。
Elite社の同等性能の製品とどちらにするか迷ったが、
・持ち運びができる
・最初から前輪受けがついている
ということでこちらを選んだ。以下性能のレビューである。
・負荷調整機構
ハンドルに取り付けたダイヤルで調整する(10段階)。
負荷を最大かつギヤを最小にした場合、思い切り体重をかけないとペダルが動かないくらいになる。
重いペダルを踏むトレーニングでも負荷が不足することはないはずだ。
・騒音
漕ぐスピードによって音量が大幅に変わる。
サイクリング程度のスピードなら隣室に響くか響かないかという程度だが、アウター×トップで回すと爆音である。
ただし、トレーナーの負荷を高めることでもっと軽いギヤでも重いペダリングを再現できるため、爆音で漕がなければならない場面はほとんどない。
・専用ホイール&タイヤを用意すべし
トレーナーを使用する場合、専用クイックレリーズシャフト(製品に付属)を使う必要がある。
また、トレーナー用タイヤをつけないと重い負荷をかけて漕いだときスリップしやすい。
そこで、トレーナー専用のリヤホイール(とスプロケット)をぜひ用意しておきたい。
・デザイン
フレームはがっしりした鉄製だが、ポップなオレンジ色なので部屋の雰囲気を壊さない。
見た目はとても気に入っている。
・購入ルート
ChainReactionCycles.comで購入。
上記の価格に加え、送料が3500円、関税が700円かかった。それでも払った金額は国内定価の半分(国内定価47,250円)。
輸入代理店にはもう少し経営努力をしてもらいたい。
・総評
騒音以外、大きな不満はない。
音については下に騒音防止マットを敷けばだいぶ静かになるが、それでも集合住宅でこのトレーナーを使用するのは難しいと思う。
静粛性を最優先するなら値段が高くてもGEL式のトレーナーを選んだほうが良い。
私はコストパフォーマンス優先だったのでこっちを選んで満足している。
・余談:ネーミングについて
SATORIという名前の由来について、Tacx社の他のトレーナーに”Bushido Trainer”なんていうのがあるところを見ると、どうやら「悟り」から来ているようである。
確かにトレーナーに乗って黙々と自転車を漕ぐ行為は、ちょっと瞑想に似ているようなところがある。
価格評価→★★★★★(←CRCもやるじゃん)
評 価→★★★★☆(←音がやや大きいこと以外は満足)