購入価格 ¥1600 ← 0.7㍑
ハイドロバックを販売しておきながらも、ボトルも出すとは。
って言っても給水モノ市場で互いに客を奪い合う程にハイドロバックが浸透してないので、
自社製品同士でも競合にはならないから問題ないんでしょうな。
(ハイドロバックを持ってる人の大半はボトルも持っているが
ボトルを持っている人の大半がハイドロバックを持っているわけではない)
そんなCAMELBAKが作るボトルは結構な意欲作。
飲み口の部分がシリコン製で、×印の切り込みが入っている。これのおかげで、
ボトルを押して水を出すとき以外は、常にボトルの口が閉まっている状態になり、
自転車を担いだり、ボトルをケージに戻した際に、もしくはいつの間にか
飲み口から水が漏れてる、という事が殆ど起こらない。
そして、そんなタダでさえ漏れない飲み口をロックできるレバー付き。
ボトル本体はポリプロピレン製で多少固めだが、水に嫌なプラスチック臭がつかないのはGOOD。
悪いところもある。 特徴的な飲み口のせいなのか、水の出る量が結構少ない。
ガッツリ飲みたいときに、強めにボトルを握ってもヂーッという感じでしか出ないので、
ノドが乾いているときは結構イライラする。 ノドの渇きを感じる前にチョビチョビ給水しろってことか。
とりあえずは全体的によく出来てる。 が、根本の問題として
この完成度のボトルを皆が必要としているのか?その為に普通のボトルの2倍に近い
値段を払うのか?という疑問がある。
基本的に、ボトルはケージに取り付けっぱなし、飲み口も開けっ放しなワケで、
そこから漏れる量なんてたかが知れてる。この飲み口からの水漏れという問題を、
自転車乗り側も、ボトルを販売するメーカー側も、致命的とかメチャクチャ不快だとかとは
思わなかった。だから本格的に対策をしなかったわけで。
これをほぼ解決したCAMELBAKは、確かに良くやったとは
思うし、これもボトルの方向性の一つとしてはアリだとは思うんだけどね。
とボトル一本で長くなってしまいました
価格評価→★★☆☆☆(←普通に高い)
評 価→★★★★☆(←よく出来てる)