購入価格 ¥700
ここ数ヶ月というもの、バイクラとファンライドの内容の薄さには辟易してしまって、もうこんな雑誌は惰性で買ったりはしないぞ! と先日誓ったものの、電車移動時の読み物欲しさについ1月号を買ってしまった。
でも、まあ、今月はそんなにひどくなかった。バイクラはトレーニング系記事とMTB記事に力を入れているし、一応やる気は感じられます。
しかし、まず以下の写真を見てみましょう。1月号の目次からです。
雑誌に誤植は付き物。小さい誤植は見逃してあげてもいい。しかし、物には限度というものがあるのではないか。新城幸也のブイグテレコム(Bouygues Telecom)移籍のニュースはビッグニュース。注目度が高い。それをプイグテレコム(Pouygues Telecom)とは誤植にも程があるのではないだろうか。誰がどう間違えれば「ブイグ」が「プイグ」になるのだろうか。とにかく少なくとも約一名、 PUIGU とキーボード入力した人間がいるはずだ。それともOCRで何かから読み取ったのか。いずれにしても、こんなでっかいフォントでこんな大事なニュースの見出しが堂々と誤植になっているのは、さすがに問題というか、ちょっとやばいのではないだろうか。
えい出版といえば誤植が多くて有名。たとえば以下のレビューでは「プロチデル」なるものや「最新技術最術の結晶プロチデル」といった謎の商品が発見されている。
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=3505&forum=84どうも、えい出版社のDTPワークには重大な問題があるようだ。あるいは校正部門が存在しないのかもしれない。あるいは、そもそも担当編集者が自転車やロードレースなどには全く興味がないのかもしれない。いずれにしても嘆かわしい事態である。
いや、そもそもこんな間違いはありえるだろうか。確信犯ではないのか。すると、目的は何か。一種の暗号だろうか。書店でバイクラ1月号を立ち読みした某国のスパイが、これを合図として何らかの作戦を決行するのだろうか。ことによると、バイクラ編集部全員が、実は自転車になどまったく興味がないスパイ集団で、編集者は世を忍ぶ仮の姿なのではないだろうか。そしてバイクラ全体が一種の諜報活動用暗号という可能性はないだろうか。
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★☆☆☆