購入価格 ¥1,680
元祖軽量オタク、MTBレジェンド トムリッチーのデザインによるグリップ。
左右あわせて何と38g。材質は発泡させたポリウレタン(スポンジ)製、そりゃあ軽い
でしょう。禁じ手だよ>トム・リッチー
大昔にGRAB ON(グラブ・オン)というメーカーからも同種のものが出ていましたが
それよりやや太め、形状は両者ほぼ同じで多角形断面をしています。これが握り易さに
貢献。
価格も手頃で、ショック吸収性もまあまあ、でも、太めなので手の小さい人には握り
づらいのではないかと思います。グローブつけて乗る場合は手の大きい人向きでしょう。
だから多分、グローブ無しで街乗りする人用なんだと勝手に解釈。ならばこの柔らかさ
も納得できます。
リアルオフロードではウェット時にくるくる回ってしまう危険性もあり、また素材の
せいでさほど耐久性も無いとは思うのですが、街乗り等には良いのではないでしょうか?
ウェットでの使用の場合は、グリップとハンドルをボンドでしっかり接着する必要が
あります(GRAB ONでは接着剤が同梱)
私個人は、最近主流のアーレンキーで締めるタイプのグリップは、ややデザイン過剰
に見えてしまいます。故にこのグリップのさりげなさは好きです。
値段も手頃でさりげないデザイン、機能性もそこそこ良い。なんというか、ヘインズの
Tシャツ/リーバイスの501みたいな感じで、流行の最先端ではないけれど、買って損の
ない製品だと思います。こういう意味で。かつてのリッチーを思わせる一品。今や国際
的なブランドになってしまったヒゲおじさんのサイクリストとしての良心を垣間みる気
がします。
価格評価→★★★★☆(←街乗りなら買って損はありません)
評 価→★★★☆☆(←機能性もまあまあです)
年 式→2008
カタログ重量→38g