購入価格 ¥13800
ディスクブレーキ用台座と云えば定番はA2Zのユニバーサルマウンドアダブターと思うのだが、国内は数年前から取扱がなく、現在取扱があるwiggleでは、ここ数ヶ月在庫切れのままで、入荷未定状態。
愛車のGARY FISHER KAITAIをディスク化しようと思い立ったものの、これか、安いけど明らかにダメダメそうなアマゾン中華しか選択肢がない状態で、迷ったあげくポチってみた。
製品の写真を見てもイマイチどういう代物か解り辛いが、ようは本体をクイックシャフトで固定しつつ、ロッドをVブレーキ台座に固定するという代物。
(一応、取説によると、M6のボルトでも固定可能となっているけれど、フレーム側にφ5.2のドリルで穴を開けて、M6タッピングでねじ穴を作れ、と書かれてある)
ロッドの長さは145と170で、いずれも両端のボルトで1cm(合計で2cm)程度長さ調整が可能で、Vブレーキ台座へ、ブレーキング時にかかる負荷を逃がす効果があるとかないとか。ちなみにマウントはISマウント。
所感では26インチの場合は145mmロッドで丁度良さげ、27.5/29インチのMTBやクロスだと170かと思われる。
(延ばすことは出来ても縮めることは出来ないので、ミニベロには使えないだろう)
ブレーキ台座はフレームの外側に固定されるため、製品付属のクイックは通常の135mm+台座の厚さ5mmの140mmとなっており、市販のクイック/スキュワーでは届いても、長さ不足で十分な固定力が得られないと思われる。
(ちなみにクイックのレバー側には、スプリングの代わりに台座を固定するための金具が通されている)
Vブレーキ台座へ固定するロッド先端の厚みが10mm程度なので、Vブレーキ台座の高さより低く、一般的なvブレーキ用ボルトではロッドを固定出来ないので、M8/M10サイズのスペーサー等でロッドを押さえる必要がある。
ブレーキはAvid BB7を取り付けたが、センターを出すために、3mm
分ワッシャーを挟んで位置調整した。
A2Zがエンドを挟み込み、A2Zにクイックのシャフトを貫通させて使う構造なので、エンドの形状次第で使えない可能性がある&タイヤを外すためにクイックを引き抜きA2Zを外さなければならない点を考えると、こちらの方は通常のクイック同様にタイヤを外せる分、メンテはしやすいかもしれない。
ただ、A2Zの3倍の価格はやっぱり高すぎなのと、独特の外観は好みの分かれるところ。
価格評価→★★☆☆☆
評 価→★★★★☆
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量 g)