購入価格 ¥30,000ぐらいだったかな?
ディスクブレーキネタと言いうことで。
ディスクブレーキのロードバイクへの普及に伴い、各種油圧のロード用ディスクブレーキに対応したSTIレバーが各種出てきておりますが、昔はそんなものが無く、油圧ブレーキと言えばMTB用、もちろんブレーキレバーはドロップハンドル用は無いのが普通でした。
油圧のロード用ブレーキと言えば、MAGURAのHS66、HS77の2種の油圧リムブレーキが存在していました。
HS77はかの一部マニア方面で有名なCAT cheetahと言うTTバイクに使用されていたもので、ロード用リムキャリパーブレーキとなっています。
ロードハンドルに適合する油圧ブレーキレバーと言うことで、これを利用してシマノMTB油圧ディスクキャリパーに利用すると言う魔改造を先人の知恵があり、つい出来心でやってしまった訳です。
HS77をe-bayで探し出して購入。レバーはこれでゲット。
ディスクブレーキはシマノ97系XTRを掘り出して。
接続ホースは折角なので、こだわって、GoodridgeのホースとそれぞれMAGURA用とシマノ用の接続カシメアダプターを用意。
ブリーディング用にMAGURAの接続カシメを予備にしていたのをブリーディング用ホースに使って、何とか1日かけて気泡抜きしてセットアップ。
握り心地は、今までの紐式に比べて格段に向上。
異種組み合わせながらもキャリパーがMTB用のXTRなので、ストッピングパワーもしっかり効いて、油圧ならではのぬるーっとした効き心地。峠でのくだりも安心してスピードコントロールして降れるようになりました。特に特筆なのが指一本で軽く引けること。長ーい下りでも握力の心配をすることが無くなりました。
もちろんSTIレバーではないので変速はバーエンドコントローラーを利用となりますが、紐式油圧STIレバーよりも圧倒的な油圧パワーに当時はSTI使う利便性より制動力の効きを取りました。
また、ブランケットが油圧機構のみで小さいので握りやすさは抜群。紐式STIレバーよりもコンパクトで手元フィットします。超長距離でも大丈夫でした。
今はSTI油圧ディスクブレーキ対応レバーも油圧ディスクブレーキレバー(非STI)も出ておりますので、問題ないのでですが、黎明期以前はこんなこともしていましたと言う記録みたいなもんです(まだ現役で使っていますが)。
※完全に異種メーカーの組み合わせです。決して真似しないようにしてください。
価格評価→★★★★★(それなり費用掛かりましたが効果に満足)
評 価→★★★★★(黎明期はこれが最適解でした)
<オプション>
年 式→????
カタログ重量→ 量ってません。STI油圧よりは軽い?