購入価格 ¥13500
皆様あけましておめでとうございます。
2019年もよろしくお願いいたします。
パークツールのクランプ式メンテナンススタンドです。
広げた状態。メンテナンススタンバイO.K.です。
折りたたんだ状態。高さ125cm、横幅38cmぐらいに収まります。結構背が高い。
【購入の動機】
MTBを購入し、スルーアクスル仕様のフレームを固定するメンテナンススタンドが必要になったからです。
今までロードで使用中の
Park Tool Team Race Stand PRS-20
https://cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=14049&forum=94は優れたスタンドなのですが、スルーアクスルに対応のアダプタを購入しなければなりませんでした。MTBの規格は刷新されることが多いようなので、クランプ式を1つ持っておくと長く使えると思い購入しました。
【機能】
①クランプの固定
シートポストをクランプ固定しているの図
クランプ式の良いところは、シートポストやトップチューブなどクランプ幅が合えば、割とどこででもクランプできるところです。また前後の車輪を外さなくてもメンテナンス開始できるため、手順が簡略化されます。
クランプのアップの図。ワイヤー逃しもありますので、外通しワイヤーも問題ないでしょう。
クランプ自体は、クイックリリーズのようにハンドルを倒して固定することができますが、使ってみると倒して固定するよりは、ハンドルを倒してからハンドルを回して固定力の調整をするほうが使いやすいです。
ハンドルを手で回すイメージ図
②クランプ部の角度調整
クランプ部の角度調整は360度自由自在です。
角度調整用のハンドルです
このハンドルを緩めたり締めたりすれば、どんな角度でも固定ができます。多分。
こんなアクロバティックな角度でも固定ができますの図
③高さ調整
ある程度の高さ調整ができます。
細かい数字は計測するのを忘れたので、図でなんとなくお示しします。
高さ調整用のクイックの図
高く伸ばした状態。このMAXラインを超えてはいけない様子
一番高く固定した状態。チェーンラインのメンテナンスには最適。
だけどぐらつきが増えます。
高さ調整するには少々力が要ります。パイプ同士の滑りが悪い為、私は潤滑油を注入しました。
【使ってみて】
使い始めは、各部の潤滑が不十分で潤滑油を注しました。
PRS-20との使い比べてみて、洗車をすることについてはPRS-20の方が全方位からアプローチできるため、使いやすいと思います。あちらは自転車を回転させることもできますし。また固定力はPRS-20の方が上です。前フォークとBBで固定できるあちらは、多少の作業でぐらつきを感じません。
PCS-10が優れている点については、どんな自転車でも扱える懐の広さかと思います。どんな自転車のどんな作業も可能です。特に前フォークを外す作業は、PCS-10が上ですね。クランプの角度調整が可能なので、前フォークを外して、地面にそっと付けた状態でフォークとヘッドチューブ内のオーバーホールができます。ワイヤー類を傷めずに作業ができます。
自分の実際の作業的には、MTBのついでにロードのメンテもする場合は、PCS-10で行うようになりました。重たいので、いちいちスタンドを変更することは面倒なので。そしてPCS-10でも十分作業が可能なので。
【まとめ】
買ってよかった。目的達成です。末永つおつきあいができそうな良いスタンドです。
価格評価→★★★★★(安く購入できました。マスターのお知らせのおかげです。)
評 価→★★★★☆(PRS-20との機能は一長一短。)