購入価格 ¥0-(viper13ザックに付属 ザックは¥13000くらいだったはず)
登山用ザックメーカーOsprey社のハイドロシステム。
キャップ式の開口部と背中に当たる部分が硬質になっており水を入れても変形しにくくザックに入れやすいのが特徴です。
5年ほど前に買ったザックに付属しており、時折使ってはいたものの正直なところあまり出番はありませんでした。
先日2泊3日の旅行の際予想気温のあまりの高さ及びどうせいろいろザックに詰めていくならついでにこれも持ってこうということで利用。
結果としてはハイドロシステムの利用は正解だったと思わせてくれる快適さでした。
◎外見
3Lモデルのため大きいです、大体枕くらいの大きさはあります。
背部は硬質素材になっており水を入れても変形しないようになっています。
氷を入れた時もゴツゴツ背中に当たる感じは少なくなります。
開口部が大きいためコンビニで売っているロックアイスの1Lクラスのものでも楽々入ります。
飲み口はシリコンバルブ
チューブに水が入っている状態だと軽く噛むだけで水圧により水が出て吸う必要はありません。
また走行中軽くつまめば水が出るため、脚腕などに冷たい水を適量かけることが容易です。
首筋、頭部には水圧が足りないためできませんでしたがこちらにはカバー付きキャップを濡らし対応しました。
◎運用
コンビニのロックアイス1kg+真水500mlを投入してスタート。
電解質の補給は別途ボトルに詰めたスポーツドリンクで行いました。
走行中バルブを口に咥えひと噛みすると水が出てきます。
その際チューブに溜まった水はぬるくなっていますがすぐに冷たい水が出てます。
水が出過ぎないのもポイントで脚や腕にかける際かけすぎてびちゃびちゃになるというのも防げます。
コンビニ休憩の数分間日に当てただけでもブラケットが焼けるように熱くなるような日で平易に冷却が行え熱で脚が攣ったりするようなこともなくライドを行うことができました。
この日は2時間ほど走ったらコンビニ休憩というペースで走っていましたがかなりの量使ったつもりでもハイドロに氷が残っている状態でした。
若干ですが背中も冷たくなるので背中が暑くて深いということもありません。
◎総評
背中に重量物は増えるというデメリットはあるものの大量に冷たい水を運べるメリットは計り知れません。
旅をすると割り切るそこそこ重量があっても困らないということであればハイドロシステムは十分視野に入れても良いと思います。
今であればザックタイプで背負うのではなくフレームバッグにハイドロチューブ口があったりしますので重量バランスは取りやすいのではないかと。
若干洗いにくく乾かしにくいというデメリットはありますが今夏の水分補給が追いつかないという事であれば一考導入を考えてはいかがでしょうか?
価格評価→★★★★☆(レザヴォア単体でも4000円程度)
評 価→★★★★☆(デメリットはそこそこあります)
<オプション>
年 式→2013