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『じょうごに目印を付けることで、ミネラルオイルの液面をチェックしやすくする』
■ じょうごから気泡が混入してやりなおし
現在、シマノの油圧式ディスクブレーキの多くのモデルは、じょうごを使ってブリーディングを行う。そして、ミネラルオイルをじょうごからキャリパーに流す作業では、ブレーキシステムに気泡が入らないように、じょうごのミネラルオイルの液面を維持する必要がある。
だが、キャリパーから排出される気泡に気を取られていると、あっという間に液面が下がる。特にST-RS505はレバーを45度に傾けてブリーディングするため、実際にはじょうごが空になっていなくても、液面がじょうごの穴より下がれば気泡が混入する。私はこれで失敗した。
この線より下がると気泡が混入する。そして、この後にやり直しに…
そこで、液面の高さを確認しやすいように、油性ペンでじょうごに線を描いてみた。余裕を持って、線の高さはじょうごの穴より上に設定。液面がこの線に近づく前にミネラルオイルを足せば、ブレーキシステムに気泡が混入することはない。
だが、キャリパーから排出される気泡に気を取られたら、じょうごから気泡が入ることに変わりはない。この作業で最優先すべきことは液面の維持であり、気泡のチェックはその次でかまわない。じょうごに目印を付けることで、液面に意識を集中しやすくなる。
じょうごに付ける目印は、油性ペンで描いた線ではなく、細く切ったビニールテープ等のほうがいいと思う。というのは、じょうごのねじの締め付け加減で、描いた線の向きが変わるからだ。この点は次回の作業に生かしたいと思う。
じょうごに付ける目印は、余裕を持ってやや高めに設定した
価格評価→★★★★★ (費用はかからない)
評 価→★★★★☆ (じょうごの液面に対する意識が高まる)
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