購入価格 : ¥1,991(2015年11月下旬時)
------------------Wiggleの商品ページから引用------------------------------
ロードタイヤや MTB タイヤに素早く正確に空気を入れられる、お手ごろ価格のトラックポンプです。 目盛付きのシリンダーや Presta/Schraeder バルブ兼用のヘッドを備えた、バイクのメンテナンスに必携のポンプです。
主な特長 LifeLine - Essential トラックポンプ
•調整不要で Presta/Schraeder バルブ兼用のヘッド
•上部に見やすい目盛付き
•PSI/Bar の目盛
•幅広で快適なハンドル
•整理・収納に便利なホースクリップ
•大容量シリンダーにより、素早く空気注入が可能。
•最大 140psi
•LifeLine グラフィック
•幅広の土台により、安定した操作が可能。
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2015年4月をもって、東京勤務から石川県の金沢勤務になった。
単身赴任だ。
月に一度は、家族元に帰って来る。
帰って来た時の自分に課した義務の一つが、家族の自転車のメンテナンス。
俺がいない時に自転車の不調による事故があっては、ならない。
そのメンテナンスでもっとも重要なのは、タイヤの空気圧の適正化だ。
フロアポンプは、金沢に置いてある。
フロアポンプを持って往復したくはない。
一応、何度かハンディポンプを持参してメンテしていたが、自分の分を置いてある自転車を含め、3台にハンディポンプで空気充填はしんどい。
CBNのレビューによりいただいたWiggleのクーポンがあるので、クーポンで買うものの一つは、フロアポンプにしようと探してみた。
クーポンでは、フロアポンプの他にも欲しいものがあったので、価格が1991円と安価で140psi(11bar)対応という、この商品に決定。
届いたものを手にしてみれば、なんか見たことあるぞ、というのが第一印象。
例えば、SERFAS FP-200 フロアデュアルヘッド 160PSI
例えば、CBAパフォーマンスポンプ 空気圧ゲージ付き
外観上の違いは、ベース部分とハンドル形状。
そして、LifeLine - Essential トラックポンプには、SARFAS、CBAに付属している英式バルブ用アダプタや、ボール用のアダプタは、付属していない。
それでは、実際に使ってみよう。
比較するのは、もともと持っていたフロアポンプの、QUICKERのQUICKFIX+ヒラメ横型。
ちょうど、同時に購入したMTB用のタイヤを交換ついでに、26×2.0に最初から空気を入れて、そのポンピング数を比較したい。
1.QUICKERのQUICKFIX+ヒラメ横型 :
0 → 4.5bar 48回。
2.LifeLine - Essential トラックポンプ :
0 → 4.5bar 53回。
回数差はあるが、二つの価格差を考えれば、気になる差ではない。
ただし、LifeLine - Essential トラックポンプは、チューブ内の気圧が1~2bar程度に上がるまでは、ポンピングする度に気圧計の針が一気に上がっては下がる、という不安定な状態。
空気圧が上がってくると、ようやく針は安定するが、それまでは、ポンプもスコンスコンと手応えがなく、本当に空気が入って行っているのか、不安になる。
針が安定し、ポンピングに手応えを感じるようになると、あぁ、ちゃんと空気が入って行っているのかと安心する。
しかし、手応えを感じるとは言え、基本的にポンピングは軽い。
この価格でこのポンピングの軽さは、上等だなぁ。
針の挙動も、こういうものだと思えば、問題ない。
ポンピングについてはよいと思うが、一点、気になることがある。
冬にポンプを持ち運ぶ時は、シリンダー部は金属で冷たいので握りたくない。
そのため、樹脂製で冷たさを感じないメーター部を握るのだが、メーターの上から握ると、とがった部分があり指に刺さって痛いのだ。
このポンプ自体からすれば、不要な突起に思えるのだが、恐らくこれは他のモデルを作る時にも共通のパーツで、この突起に別のパーツを取り付ける時に必要なものなのだろう。
とは言え、ここは削っておいて欲しいものだ。
ポンプヘッドのレバーは力が必要で、ヒラメに慣れた身には、正直、使いにくい。
空気を入れ終わってレバーを倒しバルブから引き抜く時に多少の空気漏れがある。
そして、思い切り引き抜く必要がある。
とは言え、このポンプヘッドは結構、一般的に付属しているものなんだよなぁ。
また、仕様上は、140psiまでとあるが、メーターには160psiとある。
どっちなんだろう。
価格評価→★★★★★(安い)
評 価→★★★☆☆(突起が指に刺さる点と、ポンプヘッド)
この商品名は、トラックポンプとあるが、ポンプとトラックポンプは、何が違うのだろうか。