購入価格 ¥2808
自転車に乗るときにパーツとウェア以外でもっとも触れる機会が多い物、空気入れである。
どんなに高級なフレームだろうがホイールだろうが、空気圧が適正じゃなければ魅力半減、パンクのピンチやその他普段戦う相手以外の敵が出現するような状態だ。
そういうわけで、一家に一台フロアポンプである。
勿論高級な方が入れやすいのだろうが、空気を入れるのはあくまでも人間、TOPEAK最安値の空気入れの実力を見てやろうじゃないの!という男気…とは全く無縁の、金欠ゆえ選択肢がこれしか無かったという理由での購入である。
でも、普通に考えて「空気が入らなかったら空気入れって言わないよね」なので、TOPEAKならまぁ大丈夫でしょうという気持ちもあった。
空気圧計が付いて、仏式と英式に対応したシンプルな空気入れだ。
ヘッドをちょいといじると米式にも対応する。
バルブキャップを取っ払ってネジを緩めたバルブに(固着回避のエア抜きもやったうえで)ヘッドを入れると装填準備完了…のはずだが、ヘッドがイマイチなのか、
当たりが出るまで気圧計が微動だにしない。
抜いて、刺してを数回繰り返すと「バシュッ!」という音とともに当たりが出て気圧計が動く。
気圧計さえ動いてしまえばこっちのもの。後は普通の空気入れと同様の操作だ。
…いえ、これ、普通の空気入れなんだけど…
1回のポンピングで700Cに100PSI辺りで5PSI位入る。
本体が細いからそんなに強い力は要求されない。
グリップは握りやすく、ベースに足を載せての押し込みに無理がない。
最後の5センチ位を押しこめばすんなり入っていく。
値段の割にポンピングは楽だ。
空気圧計は比較的大きくて見やすいのだが、黄色い菱型のマーカー、尖ってる部分が針と一直線にならない。
値段なりの精度なのね。
やっぱりヘッドがどうしてもアレすぎるので、ヒラメを見るたびに心が動きまくるが、本体は値段以上のような気がする。
現行版は「HPⅡ」になっていてヘッドの形状が微妙に違う(エア抜きらしきボタンが付いてる)。
価格評価→★★★★★(安い!)
評 価→★★★☆☆(ヘッドがね…微妙にちゃちな空気圧計はいいけど)
<オプション>
年 式→2014