購入価格: ¥60 (税込) ※64本で3,840円
標準価格: ¥120 (税込) ※※1箱72本入り¥8,650
『重い代わりに強度が高いプレーンスポーク。トラック用のホイールに使用』
クロスバイク用のホイールに続き、シングルスピード用のトラックホイールもPAXCYCLEに依頼することにした。DT Swiss チャンピオンスポーク 2.0は、PAXCYCLEにホイール組の相談をしたときに提案されたものだ。
DT Swiss チャンピオンスポーク 2.0は、径が2.0mmのプレーンスポークだ。カラーはブラックの他にシルバーがある。チャンピオンスポーク 1.8ではシルバーしか選べないようだ。
クロスバイク用のホイールでは強度や耐久性を重視し、DT Swiss コンペティションスポーク 2.0/1.8というバテッドスポークを選んでもらった。今回のトラックホイールも強度や耐久性を重視したのは同様だが、クロスバイクよりもやや硬めの希望を出した。そこに固定ギアでの使用やトラブルの少なさを考慮してこのスポークになったようだ。
組んでもらったホイールは反応や力のかかりが良く、FIXERの軽快さやキビキビした感じが更に増した。クロスバイク用のホイールではDT Swiss RR585のリムの硬さを感じたが、今回はスポークのテンションの高さを感じる。固定ギアの走行での踏み込みやバック踏みでのダイレクト感がより感じられるようになった。
このスポークは耐久性や強度、剛性感を重視したものだと思うが、ちょっと重いのが弱点だ。だが、リムのKINLIN XR-300がリムハイトの割には軽量なので、このスポークを使ってもFIXER純正ホイールよりもかなり軽く仕上がっている。だから、ほとんどデメリットは感じられない。
質感はDT Swiss コンペティションスポーク 2.0/1.8と同様ちょっと気になるところ。重くならないように塗膜を薄くしているためか、ややくすんだ感じの半光沢のブラックになっている。同じ2.0mmのスポークでも、Halo Aero Track Wheelのスポークの方が光沢感があってきれいだ。ただ、これは細かいことを言えばという程度のものであり、遠目では全くと言っていいほど気にならない。
DT Swiss コンペティションスポーク 2.0/1.8や細いスポークにしたときにどのように乗り味が変わるかは分からないが、少なくとも私のホイールでは強いダイレクト感を感じることができたので満足だ。耐久性や強度のことも考慮すると、街乗りピストには向いているスポークだと思う。
DT Swiss チャンピオンスポーク 2.0
価格評価→★★★★★ (かなりお買い得な値段だった)
評 価→★★★★☆ (ほぼ星5つ。なんとなく街乗りピストに向いていると思う)
<オプション>
年 式→不明
カタログ重量→444g (264mm×64本。DT コンペティション 2.0/1.8では382g)