KAPELMUUR ウィンターレジェフィットビブショーツ
購入価格 ¥13,650(定価)
馬鹿野郎。どいつもこいつも、「あー寒い、こんな日はやっぱウィンドブレーク素材のビブタイツに限るわ」だの、「俺なんかタイツの上にオーバーパンツはいちゃってますよ」だの軟弱なこと言いやがって。 男は、ショーツにレッグウォーマーでいいんだよ。俺はそのスタイルを貫き通してきた。 それはある冬の日、定番のトレーニングコース三浦半島一周でのこと。クライマックスは、宮川公園の風力発電までの激坂区間だ。「デヤー」、俺の気合がこだまする。前を行く数名を気合もろとも抜き去り公園を後にする。「ふふふ、実力の片鱗を見せてしまったようだな」。しかし、その後のリラックス区間が、どうにもこうにも寒すぎる。何しろ夏用のビブショーツをはいているので、腰のあたりがどうもスースーする。 そこで、このKAPELMUURだ。冬用の生地でショーツとは、なんと素晴らしいアイデア。それをはいて、三浦半島一周に再度挑戦だ。今度は完璧だと思ったが、コンビニでトイレに行こうとした時に気がついた。冬用なので、腹の上まで生地がカバーしているのは保温上良いが、ジッパーがない。「なんだよ、これじゃあどうしようもねえじゃないか」とつぶやいたとき、一緒に居た師匠の腕がはちきれんばかりに盛り上がり、俺の顔面を50Nmの力でぶったたいていた。俺の体は、コンビニの商品棚を二つなぎ倒し、成人書籍の山の中に埋もれていた。「馬鹿野郎、便利なものばかりを求めるから堕落するんだ。ジッパーなんかなければないで、なんとかしろ」。 薄れ行く意識の中で、子供のころおじいちゃんが繰り返していた言葉を思い出していた。「カルロスよ、腰は大事じゃ。腰を冷やしたらいかんよ。」
要点をまとめます。
アイデアは良いです。10度程度の気温であれば、レッグウォーマーと併せて適度な暖かさです。ただ、ジッパーがないのが、なんとも不便。トイレ時に、ジャケットを脱がなくてはなりません。ここだけ改善して欲しい。
momochi巨匠スタイルの文面は、こんなもんでよいでしょうか。どうも真似るのは大変です。
価格評価→★★★☆☆(もうちょっと安くして欲しい) 評 価→★★★☆☆(とにもかくにもジッパーつけて) <オプション> 年 式→2013かな カタログ重量→不明
|