購入価格 ¥ 定価(10万くらい)
ディスクホイールで定番のCORIMA。
CORIMAのディスクホイールには、
○トラック用
○ロード用
○トラック兼ロード用
の3種類があり、前者2つには強化版もあります。
強化版は、ディスクの側面のカーボン板の内部がコルクボードになってるとか。
自分が購入したのは、ロード用の強化版で「ない」方です。
耐久性に振るなら、強化版である「DISC C+」の方が良いのかもしれませんが、その分重量が増すので。
本来、ディスクホイールはトラック競技や平地でのタイムトライアル、トライアスロンで使われるのが一般的ですね。
今回は、普段一般的なロードにしか乗らない人間の視点からレビューを書くことになります。
なので、純粋にタイムトライアル機材の購入を検討するために読むのではなく、「ディスクホイールってどうなん?」って感じで読んでいただけると助かります。
◆商品について◆
・ディスクホイール
・ホイールバック
・CORIMAカーボンリム用シュー
・CORIMAの中継ぎタイプのエクステンションバルブ
・CORIMAステッカー×3
以上が付属します。
CORIMAのカーボンリム用シューですが、赤い「コルク」です。
リムへのダメージは、shimanoやswissstopよりも少ないようですが、充分な制動力を得られるかは微妙です。
エクステンションバルブが付属するのですが、途中の管がビニールのチューブで出来ています。
そのため、途中で折り曲げることで空気を入れやすくなります。
が・・・
どうも、商品としては微妙で、しばらく使っていると空気を入れるときにエア漏れするようです。
問題のディスクホイールですが、購入当初からちょっと触れていますww
もちろん、許容範囲内ではあるのですが。
ディスクホイールとしては、よくある事例のようです。
価格帯で考えても、CORIMAのディスクは、カンパやZIPPと比較しても安い方なので、そんなもんなのかな・・・と思ってしまいますが。
また、CORIMAにはバルブの部分の「ふた」が付属します。
マジックテープで止めるタイプです。
よくプロがバルブ穴をガムテとかでふさいでいますが、その役割を担っています。
◆走行◆
とにかく、うるさいですww
これはディスク特有ですが、「ゴオオオ、ゴオオオ・・・」と音が響きます。
また、空力に特化はしているのですが、40km/h以上で巡航しないなら意味がないです。
逆に、40km/hを越えてくるとローハイのホイールでは味わえない、加速の「伸び」を体感できる(気がします)。
また、乗り心地はごつごつしており、決して「良い」とは言えないです。
まぁ、振動を吸収する要因がタイヤしかないので・・・
コーナリング性能は一般的なホイールに大きく劣ります。
慣性の問題と「板」であるが故のエアロ効果が原因なのは明らかですが。
とてもじゃないですが、ダウンヒルのコーナーとか攻められません。
◆ヒルクライム◆
ディスクホイールの使用方法では想定されてないと思いますが、「意外とイケる」というのが感想です。
重量がR500と変わらないとは言え、リムの外周部に換算して考えたら、割と有りな気がします。
もちろん、セミハイトのスポークドのカーボンホイールの方が良いのは当たり前ですが。
◆ネガティブな点◆
「ハブ周辺にクラックが入る」という話があります。
確かに、応力が一番かかる部分なので、仕方ないのかもしれません。
また、「振れてくる」というのもあります。
もちろん、触れとりなどできないので全損になります。
こういうことを考えると、非常にハードルの高い機材ですね。
・・・まぁ、この話を僕は後から知ったんですが(^p^)
価格評価→★★★☆☆
評 価→★★★★★ 非常におもしろいです
<オプション>
年 式→2013
カタログ重量→ 980g(実測重量 <1000g)