購入価格 ¥10500
●SLR-EV:効率性とコントロール性が向上
左右対称のデュアルピボットブレーキアーチ
2つのベアリングで摩擦を低減
●ポリマーコーティングケーブルBC-R 680との組み合せにより、スムーズで軽い操作と繊細なブレーキコントロールが可能
新配合のブレーシュー(R55C4)
調整可能なトーインブレーキシュー
スプリングテンションアジャスター
●平均重量:335g(ペア)
※適応タイヤサイズは通常のシューの場合25Cまで
※SLR-EVは、左右対称デュアルピボット式ブレーキキャリパーによる最新SLRブレーキシステム。
短いアームの新ブレーキは2ベアリング&1ローラー構造で、軸周りの効率化を実現し、優れた調整機能と高い制動力を発揮します。
BR-9000では新構造ブレーキケーブルとの組合せにより従来モデル比36%の制動力向上を達成。
(現行DURA-ACE、ULTEGRA。105ダイレクトマウントのみ)
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BR-9000と構造的には同じ種類のブレーキ。
シューも同じR55C4で、これはウェットでの性能が向上しているようだ。
色は写真に撮るとツヤ有りの黒だけど実際はチタニウムグレーとかそんな感じの色。
新構造の為か重量は67アルテよりも若干重くなっている。
良く効く。それよりも劇的な引きの軽さに驚いた。
デュラでは36%の制動力向上としているが、アルテだとどうなのか不明。
でも、構造もシューも同じであればある程度期待して良いと思う。
キャリパーに挿さる部分のアウターケーブルはエンド(ノーズ)キャップは使用しない、
径が太くなって入らないから。
フロントに関しては何も書いてなくて、、「こことここには付けないで下さい」と併記すべきだと思う。
完成車だとエンドキャップはキャリパー側に付いてたりするし・・・
なので元々のアウターケーブルのエンドキャップがカシメられていて、
これを取り付けるためにカットしてアウター長さが足りなくなる場合は
別途アウターケーブルを用意する必要があるので、キャリパー単品で交換しようとしてる人は注意されたし。
新構造になってもシューのトーインは0.5mm付けるとコントローラブルだと取説に書いてあるのは他のキャリパーと同じ。
ちょっと古い自転車から最新のブレーキキャリパーを見比べても構造は同じにしか見えないが、これは違う。
よぅ考えたもんだわこれ・・・と関心。
今までは単にアームの形状をあーしてこーして剛性を向上しつつ重量を抑え・・・ぐらいの変更しか分からなかったですからね。
バラしてみても形状は違うものの構造は同じと。
私の中だとブレーキキャリパーはTIAGRAはたわむだとか105は及第点とか
アルテは剛健でデュラはアルテを若干上回る性能でありながら軽量で高額だとかそんなイメージです。
なので、MTBはDEORE XT、ロードはTIAGRAキャリパー+R55C3ブレーキシューまでを経験して
ロードはもちょっと良いのが欲しいと思ってるぐらいなので
別に105で良いんだけど、ブレーキぐらいちょっと良いやつにしておいたほうが安全だし、
ブレーキは他のコンポに比べ少ない投資で性能向上を体感出来るし、
新構造のが出たという事や、メカ的に萌えたwという事もあってこれを選んだ。
もちろんSTIもケーブルも68化が望ましいだろう。
だが、3万円近くする事と、11速化もしなければならないので
お手軽とは言えない。
68で11速化に注目しがちだが実はブレーキキャリパーが良くなっているので
10速のまま互換性のあるこれだけ換える、というのは広くは行われていないと思う・・・から
ヤフオクで66・67アルテのキャリパーを1万円近くで落札してる人が居るんだと思うw
67STI+68キャリパー<67STI+67キャリパー
という事は言われてないようので、互換性のあるSTIなら良くなる方向のはず。
アルテ初体験の身としては、ここの部品がアルテだとスゲー!という点は無く、むしろ低グレードコンポが結構質感が上がってきてて、上はそれ以上そんなにやりようが無い気がする。
意外と、アルテですらインナーケーブル留めるとこはただ締め込むと四角い留め具はナナメっちゃうのねとか。
じゃあここが0.2mm傾くとどんな影響があるの、とか説明できないが。
※いつもまっすぐになるように締めてますが
引きの軽さに貢献しているローラーが錆びやすいのでこまめに注油したほうが良いようだ。
価格評価→★★★★★
評 価→★★★★★
カタログ重量→ 335g(ペア)