購入価格 ¥3290
20×1・1/8のスリック風タイヤです。
この規格ではIRCのロードライトEXや後継のロードライトが比較的有名ですが、パナのコレはしっかり1・1/8の幅があり(というか、1・1/8のはずのロードライトはなぜか1インチ!)、タイヤ周長もロードライトより少し大きく、そういう意味で、ロードライトとは随分と見た目の印象が違うタイヤです。太くて丈夫そうに見えます。カタログでは耐パンク性の高さを謳っていますが、確かにパンクしにくそうな風貌ではあります。
立派な風貌
走った印象です。
推奨圧が450kPa付近から700kPaまでと広く、選択の自由度が大きいのが特徴ですが、空気量がロードライトより大きいので、多少、圧を落として少々の悪路ならイケるかな ? という衝動に駆られます。小径車で低圧セッティングというのは、接地面のタイヤ変形量の大きさを考えると、あまりお勧めできないのですが、28㎜幅のこのタイヤは、コーナリングでよれる感じが少ないような気がします。確かに、450kPaでもちゃんと使えます。荒れた路面ならこれも大いにアリ。安定感のある走りが出来るでしょう。また、同じ空気圧であれば、1インチ幅よりも1・1/8幅のタイヤの方が転がり抵抗が小さいでしょう。体感できるかどうかは別ですが。
ところで、パナのこの銘柄には、1・1/8以外に、7/8という細いタイヤもラインアップされていますが、こちらはその細さ故、450kPaなどという低圧でタイヤの性能をひきだすのはちょっと無理があります。気軽に乗るなら断然1×1/8を選ぶべきだと思います。
し か し ・・・
それにしても、リムへの嵌めにくさはかなりのもの。これじゃ、サイクリング中にパンクしたら、チューブ交換できないかも、です。スチールビードのせいでしょうか。真っ当なタイヤレバー3本を使っても、私はお手上げです。ちなみに外すのも大変。普通のタイヤレバー3本で着脱が普通に出来るというのは、クリンチャタイヤでは、かなり重要なことだと、私は思っています。
というわけで、それなりの距離を走る前に、着脱が簡単なIRCロードライト(スチールビード)に交換してしまいました。パナレーサーさんには申し訳ないデス。
(実は、このタイヤの径や幅が私の小径車にはちょっと似合わなかったので・・・というのも交換理由のひとつです。自分の小径車には1インチタイヤがピッタリのようで。。。)
価格評価→★★★★☆
評 価→★★★☆☆(きっといいタイヤだと思う)