購入価格 ¥990(サイクリーの中古)
上のレビュー最後にある一文
「ダサいといわれる補助ブレーキだが、私は安全性を増したほうがかっこいいと思っている。」
素晴らしい! 素晴らしい! 素晴らしい!
補助ブレーキは昨年初ロードを組む際も付けようと考えたのですが
「ロードに補助ブレーキはカッコわるい」
という事になっているのを知り、未練を残しながらも見送りました。
アホでした。
あの時ヘタレた自分をこんこんと説諭してやりたい。
ドロップハンドルの利点の一つには、幾つかのポジションを使い分けられるという点もあるかと思います。
しかし、どう考えても補助ブレーキなしで上ハンを握るのは危険です。
慣れればすぐブレーキをかけられるから大丈夫、という方も多いのですが、どんなに早くともコンマ数秒はかかります。コンマ数秒で自転車は何メートル進むのでしょう。
突発的な事象で急ブレーキをかける際などは、バランスを崩す可能性も高いはずです。
補助ブレーキなしで上ハンを握るのって、ノーブレーキピストと何も変わらない気がします。
というわけで、レストアがてらドロハン化途中のアシュラ男爵に仮組みしてみました。
うーん・・・・・
基本的に私は
「やっぱ自転車のパーツはシルバーよねぇ」
というタイプなのですが、これは・・・・・
中々に質感の良い鍛造アルミレバーなのですが、これじゃあまりに煩すぎる(笑)。
ST-3400のプラカラーみたいなシルバーもあんまりだけど、補助ブレーキに無駄に仕上がりの良いメッキってのも何ですね。
もちろんハンドルがシルバーとかなら別なんでしょうけど。
ま、サイクリーの中古なんで選びようもなかったわけなんですが(笑)。
一方、機能的な部分では何も不満を感じません。
対応サイズは24mmで、ハンドルへの取り付けはボルト各一本ずつで簡単に終わります。
STIから繋ぐアウターの長さ決めは一発勝負となりますが、それは補助ブレーキ全般の話なので仕方がありません。
私の場合は右が1mmロング、左が1mmショートといった感じになりました。
もちろんその程度では実用上何も支障はありません。
さて、実際に走ってきました。
イイ! これイイです! 安心楽ちんwww
機構的にかなりシンプルなので効きはどうかと思ったのですが、かなりシッカリと効きます。
ブラケット位置でブレーキ握るよりガッツリと効いたのは想定外でしたけど(笑)。
ブレーキ効きの強さとしては
下ハン ≧ RL720 > ブラケット
という感じでしょうか。
普通に上ハンを握るばかりでなく、逆手で肩の部分に手を置いている際にも
こんな感じで簡単にブレーキレバーが引けます。
ブレーキは止まったりスピードを落としたりばかりでなく、段差でショックを和らげたり、挙動を安定させるためにも使用するものです。
私は補助ブレーキを取り付ける事によって、単純に自転車に乗る楽しさも増しました。
なので、早速ロードの方にも取り付けようと思います。もちろん黒の方を(笑)。
しかしテクトロって、このRL720だけじゃなくVブレーキ用のRL740だとか520だとかレバー類は中々イイもん作っているのに、なんでブレーキ本体はあんななんでしょう(笑)。
価格評価→★★★★★(新品で3千円は3つ半か4つくらい)
評 価→★★★★★(人の命よか大切なもんなんてない)
<オプション>
年 式→
カタログ重量→ g(実測重量 g)