9月末某平日。
早朝、八千穂高原を走りましたが、天気が悪化したので切り上げて、高速道路で軽井沢を通過。あれれ、碓氷峠辺りはやけに天気いいじゃないか?今日は平日だし、旧道はクルマが少なくてイイ感じかも、というわけで、群馬県側の横川駅に向かいました。
駅の裏玄関から駐車場に入り、クルマをとめて走りだします。
登坂の序盤に現れる坂本宿。段々整備されてきています。芭蕉の句碑がありますが、今回初めて気づきました。220年ほど前のもののようです。
芭蕉の句碑
それにしても何てラクなんだ碓氷峠への登坂。オレは速いのか?と勘違いしてしまうほど楽勝。勾配が緩いだけなのですが、イイ感じで走れるので嬉しくなってきます。186あるカーブのうち、最初の90辺りまでは、かなりの良路。よく日が差し込んで見事に成長した立派な森のなかを走るこの道は、休日の早朝か、平日の午前中が、クルマが少なくてサイコー。お薦めです。90カーブより上は、ところによってはかなり路面が荒れていますが、少しずつ直しているようです。この日も工事をやっていました。
お約束の第三橋梁
チョー気持ちいい
国道18号線の碓氷峠は呆気ないところです。というわけでさっさと右折して旧碓氷峠まで上がります。やんごとなき風情の高級別荘地帯を突破しますが、栗のイガが無数に転がっていました。実が入っているものもありますが、意外と自転車で走っても平気。
このありさま
ドングリも転がっていましたが、今年はこのあたりではクマの食べ物が豊作なんだろうなぁ。
旧碓氷峠から関東平野方面を見ると、イイ天気だ。少し下って、反対側の浅間山を見ると、こちらは怪しいお天気。車坂峠も小雨でしょうか。
浅間山方面は天気悪そう
碓氷峠からさらに下ります。勾配が緩く、カーブの数が半端じゃないこの坂。とにかく楽しいです。今さら言うのもアレだけど、こういう下り坂は面白いですね。
スピードが出すぎない、カーブがすごく多い → 面白い
という図式です。90カーブからは良路で、本当に楽しいダウンヒルです。峠の上の方までず~っと良路だったらどれだけ楽しいか!と思いますが、そりゃ贅沢ってもんですね。というわけでここでの獲得標高は900mほどか。早朝の八千穂高原での借りは返したぜ(!?)。
横川駅に戻り、裏玄関前のテント下で、例によって峠の釜めしを食しました。歳を取るにつれ、段々、美味しいなあと思うようになったのですが、多分、味も具材も昔から何も変わっていないと思います。
近くに日帰り温泉があります。そこでスッキリしてから帰途につきました。
評 価→★★★★☆(平日と休日朝9時まで)
→★★★☆☆(休日朝9時以降)